不織布マスク投げ売り状態 ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■不織布マスク投げ売り状態
血税466億円はドブに捨てられた
公開日:2020/05/14
コロナ禍による極度の品薄で高騰して
いた不織布マスクのバブルがはじけた。
流通の8割を占めていた中国製の輸入減
や世界的な需要拡大の影響で、一時は
「1枚100円が相場」だったが、足元
では半値以下。
1枚20円台に暴落する投げ売り状態で、
消費者は気軽に手を出せるようになって
きた。
いまだ行き渡らないアベノマスクに投じ
られた血税466億円はドブに捨てられ
たも同然だ。
ドラッグストア以外でマスクが売られ
始めたのは4月上旬。
東京周辺では新大久保や上野のアメ横、
西川口、横浜中華街や伊勢佐木町の雑貨
ショップなどの店頭に中国製が並ぶよう
になり、1枚当たり100~150円で
売られていた。
それが今では50枚入り2500円前後
(税込み)はザラ。1枚50円前後だ。
「コロナ前の50枚入り不織布マスク
の仕入れ値は1枚当たり5~7円ほど。
それが世界中の争奪戦で原材料の不織布
などの原材料価格も高騰し、いま出回っ
ているマスクの仕入れ値は35~50円
ほどに膨らんでいます。ただ、異業種の
参入で中国の生産量が急増し、輸出量が
戻り始めた上、洗えるウレタン製マスク
が広がり、需要の逼迫は落ち着いてきて
います」(流通関係者)
大赤字になる前に在庫をさばくためか、
ネット通販ではさらに値ごろなマスクが
ゴロゴロ。
1枚30円台は当たり前。
「原価マスク」「挑戦最安値」などの惹句
で200枚入り4599円、100枚入り
2299円で売られ、51枚入り1111円
(いずれも税・送料込み)というのもあった。
どれも1枚25円を切っている。
「不安はパッと消えます」と側近官僚に
ささやかれ、安倍首相がドヤ顔で打ち出した
アベノマスク配布は不良品騒動で遅々として
進まない。
厚労省によると、緊急事態宣言の特定警戒
都道府県の東京、京都、大阪、兵庫、福岡で
は配布中だが、茨城、埼玉、千葉、神奈川、
岐阜、愛知は14日から。北海道と石川は
16日以降で、それ以外の地域は不明だ。
打ち止めにした方が傷が浅いんじゃないか。
【転載終了】
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安倍政権の7年間で、どれほどの国益を
損なってきたのだろうか・・・
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