「最悪の事態はこれから」・・・
Sputnik日本
【転載開始】
■「最悪の事態はこれから」
パンデミックの新たな火種はここだ
2020年05月20日
ラテンアメリカでの新型コロナウイルス
の感染拡大状況は憂慮を呼ぶ事態に達して
おり、この地域はパンデミックの新たな
火種となる恐れがある。
独ニュース週刊誌「デア・シュピーゲル 」
にこうした内容の記事が掲載された。
ここ数週間、ラテンアメリカ諸国では
新型コロナウイルスの感染、死亡者数は
記録的水準に達している。
デア・シュピーゲル誌の記者は、ラテン
アメリカ諸国の中には欧米の感染ピーク時
に匹敵する状況が出来上がっていると指摘
している。
■ブラジルで大量埋葬
ブラジルではすでに今、コロナウイルス
による遺体処理に棺を段重ねにして埋める
という大量埋葬の手段に走らざるをえなく
なっている。
ブラジルではCOVID-19の検査はあまり
行われていない。
デア・シュピーゲル誌は首都サンパウロ
に勤務のある医師のセリフを引用している。
医師はブラジルの死者数は10万人台にせま
る恐れがあり、「最悪な事態はまだこれから」
と語っている。
記事筆者は、こうした暗い予測は、ブラジル
の検疫措置の緩さと、同国のジャイール・
ボルソナロ大統領にウイルスへの危機意識が
薄く、COVID-19を「軽いインフルエンザ」
と一笑していることから生まれていると指摘
している。
記者の指摘によれば、ブラジルでは検疫措置
が発令されたのは数都市のみ。
感染率の上昇にもかかわらず、ボルソナロ
大統領は、検疫による経済への影響は
COVID-19そのものよりはるかに危険として、
発令されている措置の緩和を強要している。
■死亡率は上昇 規制は逆に緩和
感染者、死者数ではラテンアメリカで
ワースト3のメキシコも、導入された制限
措置の緩和に乗り出した。
こうした状況と裏腹に感染症の学者らは
メキシコはまだ感染のピークには達して
いないと指摘している。
デア・シュピーゲル誌は、ラテンアメリカ
諸国は欧米よりもパンデミックへの準備が
不足しており、経済停滞を味わった時期に
健康保健システムは縮小されてしまったと
指摘している。
【転載終了】
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>ジャイール・ボルソナロ大統領に
ウイルスへの危機意識が薄く、
COVID-19を「軽いインフルエンザ」
と一笑・・・
日本にも、「ただの風邪」と言い放った
アホウ大臣がいましたね。
私も経済活動再開で南半球からの強毒化
したウィルスの再上陸を心配した一人です。
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