検察の「桜疑惑」徹底捜査か?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■黒川検事長“麻雀辞任”で加速する 

 検察の「桜疑惑」徹底捜査 

 公開日:2020/05/21  


 よくも安倍首相は、ルールを破って 

まで、こんな男の定年を延長し、 

検事総長に就けようとしたものだ。 

東京高検の黒川弘務検事長に

 “賭け麻雀”疑惑が浮上。 

黒川検事長は20日夜、辞意を固め 

首相官邸に伝えた。 

黒川検事長が引責辞任することで、 

検察は「桜疑惑」を徹底捜査せざる 

を得なくなったという見方が強まって 

いる。 


   ◇  ◇  ◇ 


  黒川検事長の「賭け麻雀」をスクープ 

した週刊文春によると、麻雀を打って 

いたのは5月1日(金)。 

すでに「緊急事態宣言」が出され、 

小池都知事が“ステイホーム週間”と

名づけ、都民に自宅にとどまるよう

訴えていた時期だ。 

政府から「人との接触を8割減らせ」と 

脅され、多くの国民が外出を控えていた。  


 ところが、よほど麻雀が好きなのか、 

黒川検事長は、朝日新聞の社員1人、 

産経新聞の記者2人を相手に麻雀を楽し 

んでいた。 

場所は産経新聞記者の自宅。 

夜7時すぎに集合し、深夜2時まで 

6時間以上、麻雀牌を握っていた。 

麻雀が終わった後は、記者が用意した 

ハイヤーで帰宅したという。 

密閉空間に4人が密集し、密接な距離で 

卓を囲む麻雀は“3密”そのものである。  


 朝日新聞は、社員が麻雀をしていた 

ことを認め、 

「極めて不適切な行為でお詫びします」

 と謝罪し、現金を賭けていたかどうか 

は調査中としている。 

産経新聞も 

「取材過程で不適切な行為が伴うのは 

許されない」とコメントを出した。  


 賭け麻雀は、レートがいくらでも 

賭博罪が成立する。 

取り締まる側が賭け麻雀をしていたの 

では辞任は当然。

 たとえ、カネを賭けていなくても 

「緊急事態宣言」が出ていた時、4人 

集まって卓を囲んでいたのだから、 

辞任は避けられなかったということ 

だろう。 

「官邸の守護神」の賭け麻雀疑惑が 

発覚したことで、野党は安倍首相を 

徹底追及する方針だ。  


 「安倍周辺は、全責任を菅官房長官 

に押しつけるつもりです。安倍首相 

本人も『私自身、黒川さんに2人で 

お目にかかったことも個人的な話をし 

たことも全くない』と、疎遠だったこ 

とを強調しています。しかし、首相動静

には、2人が会っていた記録が 残って

いる。そもそも、守護神である 黒川検事

長の定年を延長し、検事総長 に就けよう

としたのは、“桜を見る会” など、アベ

疑惑の捜査をさせないため だと疑われて

いる。いずれ菅長官が 『責任を押しつけ

るな』と、造反する可能性もあり得ます」

(自民党関係者)


 ■検察の威信は失墜  


 この先、検察は、国民の信頼を取り 

戻すために政界捜査に本腰を入れると 

みられている。 

安倍首相周辺も「桜を見る会」の捜査 

をスタートさせるのではないか、と 

恐々としているという。

タイミングを 合わせたかのように、

安倍首相の後援 会主催の前夜祭について、

500人 以上の弁護士が、公選法違反と

政治 資金規正法違反の疑いがあるとして 

21日、安倍首相本人を東京地検に 

刑事告発。 


  法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学) 

がこう言う。 


 「黒川検事長の定年延長から始まった 

一連の騒動は、安倍首相だけでなく検察 

組織も大きく傷つけた。とうとう、検察 

ナンバー2の賭け麻雀疑惑まで浮上して 

しまった。検察の危機感は強いはずです。 

国民の信頼を得るためには、政治権力に 

屈しない姿を国民に見せるしかない。 

かつて、検察庁の表札にペンキがかけら 

れるほど国民の信頼を失った時も、意地 

を見せて、自民党の最大の実力者だった 

金丸信を電撃逮捕しています」 


  いよいよ、政権末期の色が濃くなって 

きた。 


 【転載終了】 

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 この賭けマージャンの件はどこから 

リークされたのでしょうかね? 


 一説には、単なる接待で、検事長に 

毎回10万円ずつ渡すための儀式だとか?

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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