「不可解」日本の新型コロナ対策!
Huffington Post Japan
【転載開始】
■「不可解」欧米が驚く、
日本の新型コロナ対策
2020年05月26日
当初は日本の検査体制や、強制力の
ない緊急事態宣言の効果を疑問視して
いた欧米メディアは、現在の状況を驚き
とともに伝えている。
■「不可解な謎」
欧米メディアが驚く、日本のコロナ対策
日本は新型コロナウイルスの流行抑止に
成功していたのだろうか。
各国のデータを分析し、人口10万人当たり
の感染者数や検査件数、死者数を比べた。
当初は日本の検査体制や、強制力のない
緊急事態宣言の効果を疑問視していた
欧米メディアは、現在の状況を驚きととも
に 伝えている。
朝日新聞は主要7カ国(G7)について、
それぞれ10万人当たりの累計感染者数と
感染の有無を調べる検査件数を比較した。
検査件数は各国の政府発表に基づいた。
米国は各州の発表をまとめた民間の集計値
を用いた。
また、累計死者数は、世界的にみて比較的
被害が抑えられているアジア・オセアニア
地域の国々を選び、10万人当たりの人数を
比べた。
この結果、日本はG7で、10万人当たり
の感染者数が13・2人で最も少なかった。
一方、検査数も最少の212・8件で、
最多のイタリアの約4%だった。
英国は1日20万件の検査をめざし
(日本の目標は1日2万件)、自宅などへ
約80万件分の検査キットを郵送している。
実際に個人が検査したかが不明なため、
今回の比較時に郵送分は含めていない。
ただ、含めた場合は1・5倍近い5013・0件
まで増える。
また、10万人当たりの死者数は、
アジア・オセアニア地域の多くの国々で
日本の0・64人より少なかった。
たとえば、初期の水際対策が奏功した台湾
の累計死者は7人で、10万人当たりでは
0・03人だった。
英オックスフォード大に拠点を置き、
各国の感染データなどを集計している団体
「Our World in Data」によると、
日本は5月23日時点で100万人当たりの
感染者数が世界208カ国・地域のうち多い
順から136番目。
同じく死者数は94番目だった。
中東を除いたアジア地域で日本よりも死者数
が多かったのはフィリピンとモルディブだ
けだ。
一方、欧州疾病予防管理センター(ECDC)
がまとめた各国データを朝日新聞が集計した
ところ、日本は、G7の中で最も感染拡大の
速度を抑え込めていた。
感染者が人口1千万人当たり1人以上になって
からピークに達するまで、米国やフランス、
ドイツが35日前後だったのに対し、日本は52日
だった。
また、G7で1日当たりの新規感染者数の推移
をみると、最も多かった時期で、米国やイタリア
は1千万人当たり900人を超えていたが、
日本は50・9人(4月17日)だった。(坂本進)
新型コロナウイルスを抑え込んだかに見える
日本の状況を、海外メディアは驚きと共に伝え
ている。
強制力のない外出自粛やPCR検査数の少なさに
も かかわらず、日本で感染が広がらなかった
ことに 注目し、「不可解な謎」「成功物語」
などと報じ ている。
(朝日新聞デジタル2020年05月26日)
【転載終了】
****************************
検査数が少ない分、コロナの感染者と
亡くなった人の死因がコロナと特定でき
ていないとも考えられます。
意識して抑え込んだのではなく、結果
として数字に出ていない可能性のが高い
ような気がするのですが?
0コメント