責任を押し付けようとする官邸に法務省が反発!

 LITERA 


 【転載開始】 


  安倍首相 

「黒川検事長の“訓告”は検事総長の判断」 

はやはり嘘だった! 

法務省の“懲戒”判断を官邸が拒否したこと 

を法務省関係者が告発 2020.05.25 

※抜粋。


 ■責任を押し付けようとする官邸に法務省 

 が反発し、「訓告」処分の裏が明るみに  


 実際、「文藝春秋」5月号に掲載された 

ノンフィクション作家・森功氏のレポート 

によると、昨年内に黒川氏の検事総長就任 

の人事発表を閣議でおこなうつもりだった 

安倍官邸は12月になっても辞める意思を 

示さない稲田氏に焦り、年末から年始に 

かけて、法務省の辻裕教事務次官に 

〈官邸側の“圧力”を伝える役割〉を担わせ 

たという。 

だが、それでも稲田検事総長の意思は 

固かったために、「定年延長」という脱法 

・違法の手段をとらざるを得なくなったの 

だ。 


 つまり、脱法・違法の「定年延長」の 

閣議請議をおこなわなければならないとこ 

ろまで追い詰めたのは安倍官邸だというの 

に、安倍首相はそうした背景はすっ飛ばし 

最終的な形式の話を主張して、安倍官邸に 

よる人事介入という事実を「嘘」 

「フェイクニュース」のように印象付け、 

責任をすべて法務省に押し付けたのだ。 


 森友公文書改ざん問題でもすべての責任 

を財務省に押し付けて逃げきった安倍首相 

だが、まったくどこまで国民をバカにする 

気なのか……。 

だが、今回はそううまくいくとは思えない。  


 というのも、黒川氏をめぐる問題が世論の 

関心を呼び、大きくクローズアップされる 

なかで、法務・検察内では安倍官邸のやり方 

に反発が噴出しているというのだ。  

「松尾邦弘・元検事総長ら検察OBが検察庁法 

改正に反対する意見書を法務省に提出したあ 

たりから、捜査派の検察幹部だけでな 

く赤レンガ派の法務官僚からも『官邸の言い 

なりになっていていいのか』という声が飛び 

出すようになっています。黒川派だった法務 

省の辻事務次官は相変わらず官邸の意を受け 

て動いているが、省内では今回の失態で辻次官 

の評価が地に堕ちており、抑えがまったく効か 

なくなっている」(司法担当記者)  


 実際、今回の黒川氏の処分問題に官邸の圧力 

があったことを伝えた共同通信のスクープも、 

〈複数の法務・検察関係者〉の証言から判明し 

たもの。 

これは法務・検察の反発の高まりを象徴するも 

ので、安倍首相を守るために罪をすべてかぶっ 

た森友公文書改ざんのときの財務省とは異なる 

様相を呈しているのだ。  


 しかし、安倍官邸の姿勢はいまだに変わらな 

い。 

安倍首相は黒川氏の訓告処分を、あたかも稲田 

検事総長の一存であるかのように主張したが、

 処分決定前から安倍官邸は稲田検事総長に監督 

責任を押し付けていた。 

これは、黒川氏の賭けマージャン問題を逆に利用

して自分たちにとって“目の上のたんこぶ”である

稲田検事総長を排除、河井克行・前法相 の国会

会期中の逮捕を必死に潰そうとしている ためだ。


 ■「第二次補正予算を潰すのか」の名目で河井 

 前法相の逮捕許諾請求にストップをかける官邸 


 周知のように、広島地検はこの間、河井前 

法相を公選法違反の買収容疑で着々と捜査を進め、

「逮捕許諾請求をして国会会期中に逮捕 する方針

を固めた」とも伝えられる。 

じつはこの広島地検が強気であることの背景にある

と言われていたのが、検察トップの稲田 検事総長

の後押しだった。 

捜査を潰せなかった官邸は、なんとか国会会期 中

の逮捕という政権に大打撃を与える事態を回避する

べく、稲田検事総長に揺さぶりをかけて 裏取引で

逮捕許諾請求はせず在宅起訴に持ち込 もうと画策

しているのだ。  


 しかも、検察関係者によると、安倍官邸は検察 

に国会会期中の逮捕を断念させるために、こんな 

ことを言い出しているという。 


 「官邸サイドは検察に対して最近、『逮捕許諾

請求をしたら、新型コロナ対策の第二次 補正予算

案の審議に影響を与えることになる』 『逮捕許諾

請求によってコロナ対応を潰した ら世論は黙って

いない』などと主張している らしい」  


 「前法相逮捕で新型コロナ対策のための第二 次

補正予算案の審議を潰す気か」って、 第二次補正

予算案の編成なんて第一次補正予算 案が可決され

てすぐに着手できたにもかかわら ず、相変わらず

スピード感のない安倍政権が グダグダしている

ために進んでいないだけ。 にもかかわらず、新型

コロナ対応を盾にして 逮捕許諾請求の動きに横槍

を入れるとは……。 


 法務・検察に圧力をかけて人事にも処分にも 介入

しながら、平気で国民を騙す安倍首相。 

そして、保身のためには新型コロナの問題まで

 持ち出す、この卑劣さ。 

これ以上、安倍首相の嘘を見過ごすわけには いか

ない。 

 (編集部) 


 【転載終了】 

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 検察庁だけでなく、法務省までも敵に 

廻しましたか。 


  日本憲政史上、これほどクズな総理大臣 

はいなかったでしょうね。


  検察も威信をかけて、「安倍逮捕」まで 

持っていってほしいものです。


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