森法相は答弁不能「検察刷新会議」の論点ずらし・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■森法相は答弁不能 安倍政権「検察刷新会議」
の論点ずらし 公開日:2020/05/27
まるでグダグダだった。
26日の衆・参法務委員会は、
賭けマージャン辞職の黒川弘務前
東京高検検事長の“大甘裁定”を野党議員
から追及された森法相が終始シドロモドロ。
まともに説明できないのに、法務省内に
「検察行政刷新会議」を作ろうとしている
のだからアキれるしかない。
26日の森氏の答弁は、輪をかけてヒド
かった。
賭けマージャンが国家公務員法の定める
〈信用失墜行為の禁止〉に当てはまるかを
問われると、答弁書に目を落として沈黙。
森氏が答えに詰まるたび、審議は中断した。
自民党の松島みどり委員長が時折深いため
息をつき、 「大臣、分からなければ、後ろ
の方教えて あげて」と助け舟を出すほど
だった。
ほぼ答弁不能だった上、森氏は黒川氏へ
の訓告処分の経緯について説明を一転。
22日の会見では「内閣の決定を検事総長に
伝え、検事総長から訓告処分にするとの知ら
せを受けた」と主張したのに、 26日は
「法務省と検事総長が訓告相当と 判断し、
内閣も決定に異論なかった」と シレッと修正
した。
■改めるべきは政権そのもの
そもそも、訓告という大甘処分がムリ筋
だから、森氏の答弁がグチャグチャなのも
当然。
「余人をもって代えがたい」として黒川氏の
定年延長を閣議決定したのに、
「懲戒はマズい」と軽い処分でお茶を濁す政権
の思惑はミエミエだ。
安倍官邸は法務・検察に黒川問題の全責任
をおっかぶせようと躍起で、揚げ句に森氏は
26日「法務・検察行政刷新会議」(仮称)
を省内に設置すると言い出した。
「安倍政権が本気で人質司法や密室での取り
調べといった刑事司法の問題改善に取り組むの
であれば、『刷新会議』も多少 の意味はあるで
しょう。しかし、今回の 問題の本質は、政権が
検察トップにお気に 入りの人物を無理に据えよ
うとしたこと。 まず、刷新されるべきは政権そ
のもの。 検察組織の問題に論点をずらすという
企み にすら感じます」
(ジャーナリストの青木理氏)
官僚への責任転嫁は安倍政権の常套手段 で
ある。だまされてはダメだ。
【転載終了】
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森大臣は法律の専門家なので、かえって
答弁しにくいのでしょう。
森大臣が答弁できないほど、安倍官邸の
出鱈目が酷いという事でしょう。
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