怒れる検察が安倍官邸直撃の“Xデー”!?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■元自民本部幹部ら聴取
怒れる検察が安倍官邸直撃の“Xデー”
公開日:2020/05/29
“本丸”に近づいているのか――。
自民党の河井克行衆院議員と案里参院
議員夫妻の公選法違反(買収)をめぐり、
検察当局が党本部関係者を任意で聴取し
ていたことが28日までに判明した。
昨年7月の参院選前に党本部が案里
サイドに渡した1億5000万円について、
検察は送金の流れなどを確認したと いう。
今後、捜査はどんな展開を見せるのか。
聴取されたのは、元自民党本部幹部ら
数人。
案里氏の選挙応援で広島に派遣されてい
たという。
かねて検察による党本部への家宅捜索
がウワサされているが、安倍官邸として
は何としても避けたいに違いない。
党本部に検察の捜査の手が及んだら、
安倍政権は大打撃である。
“官邸の守護神”たる黒川弘務前東京高検
検事長の定年延長を閣議決定し、検事総長
就任へのレールを敷いたのも、河井事件
が大ごとにならないようにするためだった
とみられている。 検察はどう動くのか。
「まさに、官邸vs検察の状況です。稲田
検事総長は黒川氏を検事総長に就けたい
官邸から、予定していた今年7月の退任より
前の『勇退』を迫られてカンカンだったとい
います。退任する稲田氏は花道として河井
事件に取り組む気マンマンです。河井 夫妻
の逮捕、勾留期間を考えると、取り 調べは
40日間程度は必要でしょう」
(司法担当記者)
7月末の稲田検事総長の退任時期を踏まえ
逆算すると、6月10日あたりが河井夫妻
逮捕のXデー。
今国会の会期末は同17日。
会期中の国会議員の不逮捕特権を考えると、
閉会を待って逮捕に乗り出す可能性もある。
■1億5000万円の流れに政権ピリピリ
稲田氏だけでなく、26日に黒川氏の後釜
に就いた林真琴東京高検検事長も官邸との
因縁は深い。
官邸は過去、林氏の事務次官昇格を拒否。
林氏は27日の就任会見で
「(政治との)一定の距離を保って職務を
遂行すべきだ」と気炎を上げていた。
怒れる検察を前に、政権がビビっている
のは、克行が配った買収資金の原資とされる
1億5000万円への捜査だ。
安倍首相は国会で資金の支出について
「報告を受けていない」とシラを切っていた
が、党総裁、選対本部長という立場上、捜査
対象となる可能性はゼロじゃない。
「現金配布が選挙のためかどうかを立証し
なければならないため、公選法違反の立件の
ハードルは高い。しかし、事件にならなくと
も、買収資金の出どころや使い道が世間に
バレたら、政権は責任追及を免れません」
(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)
安倍官邸はサッサと白旗を揚げたらどうか。
【転載終了】
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今までが、権力の番人みたいなところが
あったので、様子見になってしまいます。
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