熱中症が増えるピークは「5月、梅雨明け、盛夏」の3つ!
日刊ゲンダイ ヘルスケア+
【転載開始】
■熱中症が増えるピークは
「5月、梅雨明け、盛夏」の3つ
2020年05月30日
「熱中症が増える時期は、例年3つ
あって、最初は5月の、暑さ慣れして
ないのに急に暑くなった時期。次が
梅雨明け直後。そして最後が8月中旬
の、一番暑い盛夏です。今年はマスク
を着けて過ごすという、前例のない夏
となりますので、どれだけ熱中症によ
る死亡者が増えるか、予測のしようも
ありません」
こう話すのは、帝京大学医学部付属
病院高度救命救急センター長で同大学
医学部救急医学講座の三宅康史教授だ。
環境省「熱中症予防声かけプロジェクト」
の実行委員長も務める三宅教授に、
熱中症の予防法について聞いた。
「熱中症予防に一番大切なのは、こま
めな水分補給。一番いいのは水や麦茶で、
コーヒーや緑茶、ビールは利尿作用があ
るので水分補給の面ではマイナスです。
とはいえ、これらの飲み過ぎで死んだと
いう人はいませんし、ビールはストレス
解消にも役立ちますから、我慢してよく
眠れないくらいなら適度に飲むのもいい
でしょう。アルコールやコーヒーはほど
ほどに飲む人のほうが長生きするという
データもあります」
そして水分も栄養も取れるのでお勧め
なのは、夏の野菜や果物。
特に、キュウリ、トマト、スイカなどは、
塩をつけて食べると汗で失われた塩分の
補給にも役立ち、熱中症予防にも効果的だ。
「外出自粛やリモートワークが続いた
この夏は、暑さに徐々に体が慣れる暑熱
順化ができておらず、熱中症にかかる人
が多くなることも予想されます。自然な
暑熱順化を促すためにも、日差しが強く
ない朝や夕方に、ウオーキングや散歩な
どをするのは効果的ですね。ただし、いま
はジョギングもマスクを着けてしなけれ
ばならない、となっているので、ジョギ
ングする場合には、マスクで熱がこもる
ことによる体温の上昇には気をつけま
しょう。周囲に人がいない場所なら、時々
マスクを外して新鮮な空気を肺に入れる
のもいいでしょう」
屋外で運動をする場合は、今年は
暑熱順化ができてないことも念頭において、
例年よりも時間や走る距離を少なくしたり、
休憩を多くする、水分補給をよりこまめに
するなどの対策も必要だ。
正しい知識と正確な対応で、コロナ禍と
いう100年に一度のパンデミックに
見舞われた今年の夏も、熱中症に負ける
ことなく乗り切りたい。(おわり)
【転載終了】
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盆踊りとかマスクしてやるのは ヤバイ
ですかね?
あとふきも完全な3密だな!
今年はどうするのだろう?
兎に角、コロナと熱中症に要注意です。
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