検察悩ます黒川氏賭けマージャン告発 !
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■検察悩ます黒川氏賭けマージャン告発
不起訴なら非難囂々
公開日:2020/06/03
検察は立件するのか――。
黒川弘務前東京高検検事長の賭けマージャン
問題をめぐり、市民団体
「安倍首相による検察支配を許さない実行
委員会」が2日、黒川氏に対する告発状を
東京地検に提出。
検察は捜査に頭を抱えているようだ。
告発状によると、黒川氏の罪状は常習賭
博罪。
告発人は2日時点で、学者や元参院議員な
ど75人に上った。
告発代理人の大口昭彦弁護士は会見で、
「『3密』であるマージャンをわざわざ
(自粛中に)やっていたことからも常習
性が表れている」と主張。
「絶対にこのような行為を許すことはで
きない」と憤った。
モリカケや桜を見る会の告発も、ことご
とく不問に付してきた検察。
告発人に名を連ねる一橋大名誉教授の
田中宏氏が会見で、
「今の検察が信頼を回復するには告発状を
どう処理するかにかかっている」と訴えた
が、つい最近も、検察が桜疑惑をめぐる
安倍首相への告発を不受理にしていたこと
が明らかになったばかり。
検察は黒川氏の捜査にも後ろ向きだという。
「身内だからといって捜査しづらいこと
はないが、今のところ、検察内に黒川さん
を立件しようという空気はありません。た
だ、不起訴だと国民から批判されてしまう。
文句を言われても、なぜ不起訴なのか説明
できるように、ちゃんと捜査しなければな
らない。その意味で、悩ましいのです」
(検察関係者)
■アリバイづくりでお茶濁しか
世論調査によると、国民の約8割が黒川氏
の処分に「甘い」とカンカン。
検察は告発を受理し、「ちゃんと捜査した」
というアリバイ作りでお茶を濁すつもりら
しい。
しかし、過去には、勤務中に賭けマージャン
をしたとして書類送検された愛知県警の警察官
6人のうち2人が、罰金10万円の略式命令を
受けた。
元特捜検事の若狭勝弁護士がこう言う。
「ある程度証拠があるので、検察が告発状を
受理しない理由はないでしょう。しかし、捜査
しても嫌疑不十分で不起訴になるのではないか。
そもそも、賭博罪には、国民の勤労意欲を失わ
せてはいけないという目的があります。勤務に
支障が出るほど、黒川氏に常習性があったかは
疑問です」
不起訴なら身内びいきとのそしりは免れない。
せめて、処分の理由を明らかにして欲しいものだ。
【転載終了】
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検察にしてみれば、内部昇格の林氏が
無事後任の検事総長に就任すればそれで
よしなのでしょうね。
検察には今までも不信感がありました
が、今回も有耶無耶なのでは。
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