「アベノアプリ」失敗の陰に不透明な税金の流れと委託企業!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「アベノアプリ」失敗の陰に不透明な
税金の流れと委託企業
公開日:2020/06/26
今月19日に厚生労働省がリリースした
「新型コロナウイルス感染確認アプリ」が、
早くも頓挫している。
国民の6割以上が利用すると感染拡大を
防ぐ効果があるとされているが、
6日間でのダウンロード数は419万。
日本の人口のたった3%だ。
しかも、スタート早々、次々に不具合が
見つかり、加藤厚労相は23日の会見で、
1週間後に修正版を出すと説明する始末だ。
通称「アベノアプリ」は、陽性者と近づ
いた回数が毎日通知される仕組みだ。
しかし、陽性者と接触した“件数”が数字で
表示されるのみで、いつ、どこで、どの
陽性者と接触したのか、時間や場所はわか
らない。
しかも、アプリ利用者が感染した場合、
「感染した」と登録するかどうかは陽性者
の任意となっているので、感染者が自主的
に登録しなければ機能しない仕組みと
なっている。
不具合も多く、現在はメイン機能である
1日1回の通知すらされない状態だ。
ダウンロードした人からは、
「起動してもすぐに落ちる」
「Bluetoothを付けっぱなしで
電池の減りが早い」
「アベノマスクみたいに無駄」といった
声が寄せられている。
問題は機能面だけではない。
総務省の「令和元年度版情報通信白書」に
よると、日本のスマホ保有率は64・7%
だ。
つまり、国民の6割以上に普及させるには、
スマホを持つ国民ほぼ全員のダウンロード
が最低条件となる。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は
こう分析する。
「陽性者は、恥ずかしさや申し訳なさから、
自分が陽性者だと他人に知られたくない。
そんな人がわざわざ登録するわけがないし、
そもそも登録を個人の裁量に任せている
時点でアウト。
何かしなければと焦った政府 が見切り
発車しただけの使えないアプリだ」
アベノアプリの予算について厚労省に
問い合わせると、
「担当の部署がないため答えられない。
専用窓口がない理由も言えない」と回答。
厚労省がアプリの工程管理を委託した、
パーソルプロセス&テクノロジーの 親会社
パーソルホールディングスにも問い 合わせ
たが、「必要な場合のみ回答する」 との
対応で、期限内の回答は得られな かった。
アベノマスクに続き、ムダな施策に
よって、不透明な税金の使い道と委託先
企業が浮かび上がってきた。
【転載終了】
****************************
政権の失敗は全て「アベノ・・・」
が代名詞になってしまいましたね。
ところで、委託業者にとあります
が、開発はボランティアではないの
でしょうか?
しかも、アップルとグーグルから
提供されたAPIを使用されている
とか。
やはり、不透明な流れでお金が
どこかに行っちゃったということ
でしょうね。
「アホノミクス」の名付け親、
浜矩子教授の先見の目というか?
0コメント