東京発の第2波が全国拡散危機・・・

 日刊ゲンダイDIGITA 


 【転載開始】


 ■小池都知事の“コロナ独裁”で東京発 

 の第2波が全国拡散危機 

 公開日:2020/07/01  


 30日、都内で新たに54人のコロナ 

感染者が確認され、5日連続の50人超 

となった。 

これまでの都の基準に従えば、 

東京アラートや休業要請が出される感染 

レベルだが、都は30日 

「新たなモニタリング指標」を発表し、 

基準を撤廃。 

小池知事の“コロナ独裁”により、 

東京からウイルスが全国に広がるのは

必至だ。 


  ◇  ◇  ◇  


 新指標では医療提供体制の状況を重視し、

 具体的な数値基準は設けず、 

必要に応じて警戒を呼びかける。  


 昨夜の臨時会見で小池知事は、 

基準の撤廃について「流れを見ていく」 

「全体像をつかむ」などとごまかした。 


 西武学園医学技術専門学校東京校校長 

の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「基準をなくすということは、合格点を 

教えないようなもの。都民は何を目指し 

て頑張ればいいのか。結局、小池知事は 

客観的な数字に縛られずに、フリーハン 

ドを持ちたいのでしょう。恣意的な政策 

が可能ですからね。しかし、感染症対策 

はサイエンス。独裁ではうまくいきませ

 ん」 


 基準が見えない中で都民が動き回れば、 

市中感染がさらに広がり、東京のみなら 

ず、全国にウイルスが拡散しかねない。 

すでに飛び火は始まっている。


 ■すでに各地に飛び火 


 埼玉では直近2週間の感染者の半数以上 

が都内で感染した疑いが判明し、 

神奈川や千葉でも確認されている。  


 都内由来の疑いがある感染は隣県だけで 

はない。 

福岡、福島、石川、静岡などでも見られる。 

例えば、29日、静岡県浜松市で都内に 

勤務する70代の男性会社員(浜松に帰宅中) 

の感染が確認された。 

市内で約2カ月半、感染者が出ていないこと 

などから、市は都内での感染と推察している。 

浜松市からすれば、 

「せっかく抑え込んでいたのに」という思い 

だろう。 


 「東京だけが感染抑制に失敗し、他の地域 

は感染者がゼロや1桁程度になっていました。 

しかし、知事選で勝利し、小池都政が続くこ 

とになれば、東京発第2波が全国を襲い、 

全国的な大流行になる恐れがあります」 

(中原英臣氏) 


 会見の7、8時間前の30日午後、 

小池知事は急きょ追加した公務で特別顧問を 

務める「都民ファーストの会」が都議補選に 

唯一候補を擁立している北区に出向き、 

都営住宅を“行政視察”。 

事実上の選挙活動をしていた。 

コロナより自分なのだ。 


 【転載終了】 

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 また、小池都知事の「自分ファースト」 

かと言われそうですが、「東京アラート」 

は何だったのかという声も上がっいます。  


 多分、都知事選のためのパフォーマンス 

だったような気がします。 


 今日もとうとう100人の感染者が発生し 

てしまいました。  


 東京はいったん緩んでしまったので、 

再度自粛にもっていくのは難しいかもしれ

ないですね。 


  専門家は7月以降(秋口)との予想もあ 

りましたが、予測よりかなり早い拡大です。

 

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