アフターコロナは「年金は今すぐ受け取るべき」が新常識に!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■アフターコロナは
「年金は今すぐ受け取るべき」が新常識に
公開日:2020/07/06
新型コロナウイルスに感染し、命を落と
した人が大勢いる。
タレントの志村けんさんは3月20日に
肺炎と診断され入院。
同23日に新型コロナウイルスの陽性が
判明し、同29日に死去した。
入院から10日で他界してしまった。
女優の岡江久美子さんも緊急入院から2週間
ちょっとで亡くなっている。
「感染症の恐ろしさを中高年は実感してい
ます。高血圧や糖尿病などの持病があれば
死亡率は上昇します。どんなに注意して生活
しても感染する時は感染してしまう。地震も
頻発しているし、死というものがコロナ以前
より身近になっています。そんな時代は年金
も早くもらうに限るでしょう。一寸先は闇で
す」(経済評論家の倉多慎之助氏)
現在、年金の受給開始は60~70歳
(原則65歳)。
年金を早くもらい始めると減額され、65歳
以降に繰り下げると増額される仕組みだ。
仮に60歳に繰り上げるとマイナス30%。
70歳からだとプラス42%となる。
受給開始を遅らせたほうが、年間に受け取る
金額は増加するが、「長生き」が大前提だ。
■健康寿命を知っておく
人生100年時代を見据え、今年5月に
「年金改革法」が成立した。
最大のポイントは、原則65歳の受給開始
を70歳に繰り下げる点だ
(2022年4月以降)。
繰り上げは60歳からで変わらないが、
月々の減額率は0・5%から0・4%に縮小
されるため、65歳時の支給開始と比較した
場合、マイナス幅は 24%
(0・4×12カ月×5年間)となる。
一方、支給開始を75歳に先延ばしする
と受取額は84%アップだ。
「100歳まで生きる自信があったとして
も、健康でいられるかどうか分かりません。
繰り下げ期間中にもらえなかったお金は、
おおむね12年後に追いつきます。70歳
スタートだと82歳、75歳なら87歳と
いうことです。87歳まで現役バリバリと
いう人もいるでしょうが、そうでもない人
のほうが多い気がします」(倉多慎之助氏)
日本人の平均寿命(2018年)は男性が
81・25歳、女性は87・32歳。
WHO(世界保健機関)が定義している
「健康上の問題で日常生活が制限されること
なく生活できる期間」=「健康寿命」は、
男性72歳、女性75歳といわれる。
「コロナ禍で世界は超金融緩和時代に突入
しています。年金は決して破綻しないという
幻想を捨てるべきでしょう。コロナにしても、
まさか本当にパンデミックが起きるとは誰も
思っていなかったはずです。年金破綻だって
絶対ないとは言い切れません」 (倉多慎之助氏)
もらえるものはサッサともらう。
アフターコロナの新常識かもしれない。
【転載終了】
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100歳まで長生きできるのは、私の
親世代までではないでしょうか。
私の両親は、父親が94歳で、母親が
92歳です。
お悔やみ欄を見ていても、93歳から
102歳くらいの方が多いですね。
長生きするのは、現代人との食生活の
違いと言われています。
穿った見方をしますが、今の若い方
は添加物の多い食品と遺伝子組み換え
作物を大量に摂取しています。
長生きは無理だろうと言われていますね。
政府の狙いがそこにあるというのは
言い過ぎでしょうか。
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