PCR検査=反日の原因分析 ・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


  ファクトチェック・ニッポン!

 ■PCR検査=反日の原因分析 

 「おはよう日本」はNHKの希望だ 

 公開日:2020/07/08  


 このコラムではNHKの問題点を 

指摘しているが、もちろん、NHK 

にも良い番組はある。 

3日の「おはよう日本」に、特に 

その思いを強くした。 

その中で、PCR検査を拡充すること 

の必要性を語った大谷義夫医師がネット 

で「反日」「反政府」と批判された 

状況が伝えられていた。 

ネットの解析から、そうした状況が 

生じた原因にまで迫っていた。 


 地味だが大事なニュースだと思い、 

その内容をツイートしたところ、 

支持の声が鳴りやまず、翌日には 

「いいね」1・6万、リツイートも 

1万に迫っていた。 

特にフォロワーも多くない私の

 ツイッターでは異例のことだ。 


 実際、PCR検査の必要性を語ると 

ネット上で攻撃される状況は今も 

変わっていない。 

以前から指摘しているように、PCR 

検査についての議論は実に不透明だ。 

検査を拡充すると医療崩壊が起きる 

ので、クラスター(集団感染)に集中 

させたとされ、PCR検査の拡充を 

言おうものなら「医療崩壊の誘発者」 

と批判される状態もある。 

実際にはそうなっていない国もあると 

いう冷静な議論はできていない。  


 そうした世論形成にくみしてきたの が、

NHKをはじめとする主要メディアだった。 

例えば、新型コロナを巡る 

NHKスペシャルは、専門家会議の内部 

にカメラを入れ専門家会議の中心メンバー

 をスタジオに呼ぶのを売りにしているが、

 研究者らが頑張っているという点に焦点 

を当てるだけで、PCR検査の問題に 

ついては、ほとんど取り上げていない。 


  これには既視感がある。総理会見だ。 

政治記者は総理大臣が答えにくい質問を 

発しない。 

同じことが科学記者にも言えるというこ

とだ。 

科学記者は専門家会議を批判的に報じて

いない。 

NHKだけではない。 新聞も同じだ。 

専門家会議に議事録がない問題は専門家 

会議にも責任があるはずだが、そういう 

指摘は書かれない。 


 当然、専門家会議の記者会見でも、 

総理会見と同じように厳しい質問は出ない。 

5月4日、副座長だった尾身茂氏がPCR 

検査が拡充できなかった点について、 

歴史的、制度的に、「根深い問題」があった 

と語ったが、どの記者もその「根深い問題」

 を追及していない。

 こうした悪弊が、冒頭紹介した 

「おはよう日本」で伝えられた異様な状況 

を生んだと私は思っている。  


 そのニュースには余談がある。 

「おはよう日本」は曜日ごとに番組責任者 

が代わる。 

後から知ったのだが、その日の責任者は 

科学記者として知られた人物だった。 


  つまり、全ての科学記者が魂を売っている

 わけではない。

 ニュースは志ある社会部の記者が志を同じ 

くする「おはよう日本」の制作陣と組んで 

取材を進め、その責任者が担当する日での 

放送を目指した。 

その思いを責任者が受け止め、朝7時の最も 

注目される時間に放送したということだ。 

私のツイッターでの反応は、そのニュース 

が多くの人の心に刺さったことを物語って 

いる。  


 巨大で影響力の極めて大きいNHKは常 

に批判的に検証する必要がある。 

このコラムでは、これからも批判的に検証 

していく。

 しかし、中には頑張っている人たちもいる。 

だから私はNHKに希望を持ち続けたい。


 【転載終了】 

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 >PCR検査を拡充することの必要性 

 を語った大谷義夫医師がネットで 

 「反日」「反政府」と批判された 

 状況が伝えられていた。  


 医師として、PCR検査の拡充の必要 

性を訴えることのどこが「反日」なので 

しょうか? 


 既に信用できないマスコミは問題外で 

すが、そのよう事を匿名のネットを使っ 

て批判する幼稚さ権力に媚びる人間性を 

もつ人たちがいる事に日本の将来に不安 

を感じますね。 


  私の記事にも似たようなコメントを 

書いてくる方がたまにいますが。  


 このような人たちは、木村花さんを 

死に追いやった人たちと同類ですよね。

 

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