コロナ禍で業績悪化が78社で3割増に!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載終了】
■コロナ禍で業績悪化「GC注記&重要事象」
は78社で3割増に 公開日:2020/07/09
収束の気配が見えないコロナ禍が、
企業業績を直撃している。
東京商工リサーチによると、
2020年3月期決算を発表した
上場企業2386社のうち、
「継続企業の前提に関する注記」
(ゴーイングコンサーン注記)が
付いた企業は25社(別表参照)。
GC注記一歩手前の
「継続企業に関する重要事象」の
記載があったのは53社に上った。
GC注記と重要事象を記載した企業
は前年同期比34・4%増の78社
に上り、13年3月期以来の70社
超え。
製造、小売り、サービス業を中心に
影響は幅広だ。
■レナウンの二の舞か
「新型コロナウイルスの影響による
経営悪化が32・0%を占め、全体の
数字を押し上げました。監査などの
遅れで決算短信を公表していない企業
が十数社あり、GC注記と重要事象が
付く企業は最終的に80社を上回る
見通しです。カーエアコン用コンプ
レッサーで世界2位のシェアを持つ
サンデンHD(東証1部)のGC注記は
初めて。体力のある大手でもコロナ 禍で
業績が急激に悪化している。新た にGC
注記が付いた企業ほど、リスク を抱えて
いると言っていいかもしれ ません」
(情報本部課長の増田和史氏)
重要事象を付記したのは、震災復興
のシンボルでもあるスパリゾート ハワイ
アンズを運営する常磐興産 (東証1部)
や、スーパー銭湯運営 で国内店舗数
トップの極楽湯ホール ディングス
(JASDAQ)など。
極楽湯は進出した中国でコロナ禍に見舞わ
れ、日本も外出自粛でガタつ いた。
「外食産業も厳しい状況が続く。 席数削減
で店舗当たりの収益シミュ レーション見直し
は避けられず、 減損損失や特別損失での処理
を迫ら れるケースが相次ぎそうです」
(増田和史氏=前出)
老舗レストランのひらまつ (東証1部)、
ラーメンチェーンの 幸楽苑ホールディングス
(東証1部) も重要事象。
アイビー化粧品(JASDAQ)は
「人との接触機会8割削減」で訪問 販売が
制限され、マスク着用でメーク を控える
“新しい生活様式”のあおりを 食らうダブル
パンチで傾いた。 5月にはレナウン(東証1部)
が民事 再生手続きを開始。
16カ月ぶりに上場企業が倒産した。
コロナショックがモロに表れるのは 21年
3月期だ。
【転載開始】
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業績悪化の次にはリストラがあります。
長期になると持ちこたえられない企業
も出てくるでしょうね。
この企業と同様に、医療界も経営崩壊
の病院が出てきているようです。
次の記事に書きます。
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