都の重症者10日で4倍増 ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■都の重症者10日で4倍増
小池知事の無策で迫る医療パニック
公開日:2020/07/25
24日、都内で新たに260人の
新型コロナウイルス感染者が確認され、
4日連続の200人超となった。
これまで小池都知事は、「夜の街」を
強調し、若者が中心で重症者が少ない
ことを理由に「以前とは違う」と繰り
返してきた。
ところが、ここにきて、感染は幅広い
年代に広がり、重症者数も急増している。
医療パニックが近づいている。
◇ ◇ ◇
23日、過去最多の366人の感染が
確認された東京都。 夜の街関連は47人、
家庭や職場など 夜の街以外が94人。
感染経路不明は225人だった。
20~30代が232人と6割超を占め
るが、40~50代も2割(74人)に
上る。
都内の感染拡大は、もはや「夜の街」
「若者」の問題ではなくなっている。
すでに重症者は急増している。
今月12日は5人だったが、23日には
21人とわずか10日間で4倍に増えて
いる。
医療ガバナンス研究所理事長の
上昌広氏が言う。
「国や都は、感染者が増えても『重症者
は少ない』との認識ですが、タイムラグ
に過ぎません。通常、感染者数が増えて、
およそ1カ月ほど遅れて、重症者数に
反映されていきますからね。今の感染
拡大のペースからすると、今後、重症
者ひいては死亡者はどんどん増えてい
く可能性があります」
■確保病床わずか100
都は重症者用の病床を100確保して
いるが、あっと言う間に満床になる恐れ
がある。
さらに300床の確保を計画しているが、
「ベッドが確保できても、スタッフまで
揃えられるのか。例えば、コロナの患者
は、通常の患者の1・5倍の看護師が必要
です」(医療関係者)という。
マンパワーが必要なのだ。
コロナの通常病床も2700床の目標に対し、
2400床どまりとなっている。
小池知事は医療提供体制も「以前とは違う」
と強調していたが、こんなに“脆弱”なのだ。
■陽性率 危険水域7%に迫る
検査人数に対する陽性者数の割合を示す
陽性率も危険水域だ。
一般的に、陽性率が低ければ、十分な検査
が行われ、早期発見、早期治療ができている
とされる。
実際、中国、韓国、台湾、豪州などでは
2%以下で死亡者の減少傾向がみられた。
逆に、7%を超えた欧米では、死者が急増
したケースもあった。
都の直近1週間平均の陽性率は、5月末
ごろは1%前後だったが、21日現在で
6・7%と7%に迫っている。
「陽性率の上昇は、検査件数が少なく、
実態を把握できていない表れです。感染
を抑え込んだ中国、韓国、シンガポール
などは無症状のスプレッダーを発見する
ため、数十万規模のPCR検査を実施し
ました。それをせずに、日本だけが抑え
られるわけがありません」(上昌広氏)
一時、1日800人近くの死者を出し
ていたニューヨーク州は、1日7万件の
検査体制を整備。
誰でも無料で回数制限 なく検査を受けら
れるようにし、早期の 発見、隔離、治療を
徹底した。
その結果、ニューヨーク市では今月になって
死亡者ゼロを記録している。
感染者数人の日も出てきた。
医療現場がパニックに陥るのは時間の
問題かもしれない。
【転載終了】
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他国の状況を垣間見ると、日本政府が
いかに無能か見えてきてしまいます。
冬場にならなければ「緊急事態宣言」
を出さないとしていますが、あわよくば
秋以降感染者が減少に向かえばと考えて
いるのでしょうか?
アジアでは日本だけが取り残されて
いる感じを受けますね。
アジア圏の入国を緩和しても来るわけ
ないですよね。
逆に、日本からの入国を制限されるの
では。
この、ピントのズレた政権は何とか
ならないのでしょうか?
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