ワーケーション推進にチラつく・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ワーケーション推進にチラつく
二階幹事長の露骨“利益誘導”
公開日:2020/07/28
「旅行しながら働け」ってムリな相談だ。
菅官房長官が27日、政府の観光戦略実行
推進会議で、「Go To トラベル」の
活用を再度呼び掛けると同時に、リゾート
地などで余暇を楽しみながら旅行先で仕事
もする「ワーケーション」推進にも意欲を
示した。
ワーケーション推進に関しては、今年度
第1次補正予算で、環境省が30億円を
盛り込んではいたが、唐突に菅氏の口から
飛び出した聞き慣れない横文字に、SNS
は大騒ぎ。
〈仕事も遊びも中途半端になる〉
〈旅行先に仕事持ち込むとか鬼かよ〉との
意見が続出している。
政府はどうしても国民に旅行させたい
ようだが、やっぱり今回もチラつくのが
観光族の“ドン”こと、自民党の二階幹事長
のカゲだ。 ワーケーションが普及すると
“二階周辺”が 潤う構図ができ上がっている。
■地元・和歌山は自称「聖地」
あまり知られていないが、二階氏の地元
・和歌山は「ワーケーションの聖地」
(地元関係者)と自称するほど普及に力を
入れているのだ。
2017年度から、全国のどこよりも早く
自治体としてワーケーション推進事業を開始。
県の情報政策課は
「首都圏の企業誘致や地元活性化のために取り
組んでいる。3年間で109社、 910人が
ワーケーション目的で訪問した」 と胸を張った。
二階氏自身も推進に一役買っている。
「二階さんは今月6日、日本航空の植木
義晴会長と党本部で面会。コロナの影響で
1日2往復に減便していた『南紀白浜空港
―羽田空港』便を、来月1日から1日3往
復に増便することを取り付けた。会談後に
は、報道陣に『県外からの客を迎えられる
よう、地元と共に対策する』と豪語。さら
に、今月18~19日の日程で、観光庁
長官や日本旅行業協会会長らを引き連れ、
県内のワーケーションなどの取り組み状況
を視察することまで発表したのです」
(地元記者)
結局、悪天候などにより視察は中止と
なったが、政府のワーケーション推進は
“聖地”にとって願ってもない事業。
地元へのロコツな「利益誘導」とみられて
も仕方あるまい。
「今、政権内では『ポスト安倍』候補に
挙がる菅氏が二階氏と近づきつつあると
みられています。菅氏がわざわざ『ワーケ
ーション』推進を口にしたのは、二階氏に
さらなる秋波を送ったつもりかもしれませ
ん。しかし、感染が拡大する中、どう考え
ても観光促進はおかしい。中止すべきで
しょう」(政治評論家・本澤二郎氏)
おかしな「横文字」にダマされてはいけ
ない。
【転載終了】
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先日、テレビでIT関係の企業の方が、
キャンプ場で仕事をやっていた方がい
ましたね。
このような感じですかね。
しかし、ワーケーションできる職種
とできない職種があるのでは。
個人的には、バケーションは家族と
行くでしょうから、仕事は持ち込まな
い方が好ましいと思うのですが。
まー、しかし、これほど酷い政権と
党幹部も珍しいですね。
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