政府の無策に区長が反旗“世田谷モデル”でPCR検査大量拡充!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■政府の無策に区長が反旗
“世田谷モデル”でPCR検査大量拡充
公開日:2020/07/31
国や東京都がなかなか動かないのを
見かねて、都内最多の人口92万人を
抱える世田谷区が、PCR検査の大量
拡充に向け風穴をあけようとしている。
現在1日200~300件の検査を
10倍の2000~3000件に増や
すという。
16日の参院予算委員会で、この
ままでは「来月には目を覆うことになる」
と警鐘を鳴らした東大先端科学技術研究
センターの児玉龍彦名誉教授がアドバイ
ザー。
児玉氏が提言した「世田谷モデル」の
実現に向け、保坂展人区長が
ワーキング チームを立ち上げ、
具体的な検討に入った。
■「誰でも、どこでも、何度でも」視野に
「世田谷モデル」では、PCR検査を
大量に拡充することで、まずは感染者拡大
で膨らむ需要に対応。
次に、病院や介護現場などエッセンシャル
ワーカーが無症状でも定期的に検査を受け
られるようにする。
その先には、米ニューヨークで実施されて
いるような「誰でも、どこでも、何度でも」
検査できる体制を目指す。
世界159位の低レベルに甘んじる日本
のPCR検査体制については多くの国民が
疑問で不満。
独自のモデルづくりに挑む保坂区長を直撃
すると、こう話した。
「世田谷区では保健所や医師会や病院と
協力してその日のうちに検査できる体制を
敷いていますが、ギリギリ300件で、
これ以上頑張れるかというと今のやり方で
は難しい。大胆に動いて発想を変える。
最新機器を活用し、専門的かつ合理的な
手法を開発したり、濃厚接触者の追跡を
保健所とは別のところでやってもらうなど
機構改革も必要です。ギリギリの予算 の
中で『Go To キャンペーン』なん て
言っている場合じゃない」
国や都を待っていても、いつになったら
PCRが増えるのか、年内に動くのか分か
らない。
自ら覚悟を決めて強い意志を示すべし、
と考えたようだ。
「このままでは日本のPCR検査体制は、
世界で最下位になりかねません。古めかし
い感染症対策の制度に新型コロナを合わせ
ようとしても無理。新型コロナに制度を
合わせるようにしないと。無症状で元気で
も陽性の人がいるのですから、いつでも
検査ができる体制を射程に入れる。やり方
を変えれば、道は開けると思います」
(保坂区長)
この「世田谷モデル」のニュースが報じ
られた30日、区へのふるさと納税
(コロナ対策応援の寄付)が1日で
150万円を超えたという。
さて、世田谷区の決起が日本を変えるか。
【転載終了】
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ニューヨーク知事のクオモ氏は、何れ
大統領になるのでは。
東京都知事が総理になれるか、
といえば 微妙なところですかね。
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