景気拡大、戦後最長ならず・・・

 産経新聞 


 【転載開始】


 ■景気拡大、戦後最長ならず 

 後退局面は平成30年11月から 

 2020.7.30 


  内閣府は30日、平成24年12月から 

続いた景気拡大が30年10月に終わり、 

景気後退局面に入ったと認定した。 

米中貿易摩擦などが影響し、景気回復 

期間は71カ月(5年11カ月)と、 

「いざなみ景気」の14年2月~20年 

2月(73カ月)の戦後最長記録を更新 

できなかった。 

景気拡大の頂点である「山」は30年 

10月で、景気後退は約1年9カ月 

続いていることになる。 


  第2次安倍晋三政権が誕生した 

24年12月を起点とする景気拡大は、 

日本銀行による異次元の金融緩和で円安 

が進み、企業業績の回復や株高などを 

背景に戦後2番目となる長さとなった。 


 ただ、ニッセイ基礎研究所によると、 

この間の実質国内総生産(GDP) 

成長率は年平均で1・1%。 

「いざなぎ景気」 

(昭和40年11月~45年7月)の 

11・5%など過去の景気拡大局面に 

比べると勢いは鈍く、実感も乏しかった。  


 景気後退を認定したのは有識者で構成 

する内閣府の「景気動向指数研究会」 

(座長・吉川洋立正大学長)。 

吉川座長は同日の記者会見で今回の景気 

拡大について「消費は伸びなかった」と 

評価した。 


 米中貿易摩擦の激化に伴い輸出や生産 

が低迷し、昨年10月の消費税増税や、 

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて 

景気悪化は深刻化。 

実質GDPは令和2年4~6月期まで 

3四半期連続でマイナスとなる見通し。 

政府が緊急事態宣言を解除したことを受け、 

7~9月期には再び景気は回復基調になる 

との見方もあるが、感染第2波も懸念され、 

見通せない状況だ。 


 【転載終了】

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  産経新聞は、7~9月期には再び景気 

は回復基調になるとの見方もあるがと 

書いています。


  しかし、7-9月期もマイナスは確定な 

ので、4四半期連続マイナスは間違いな 

いと言われていますね。  


まあ、個人的にも明るい見通しではな 

いと考えますね。 


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