「営業短縮」要請に無視する店が続出か・・・東京!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■小池知事「営業短縮」要請に怨嗟の声
無視する店が続出か
公開日:2020/08/02
時短営業に応じた飲食店には20万円―。
小池都知事が打ち出した、アルコールを
提供する飲食店への時短要請。
とうとう、ホストクラブやキャバクラを
叩くだけでなく、「一般の飲食店」にも
手を伸ばしてきた形だ。
対象は、都内全域のアルコールを提供
する飲食店とカラオケ店。
期間は8月3~31日の1カ月間。
東京都は、対象事業者を4万件程度と
見込み、予算規模は80億円を想定して
いる。
応じなくても罰則はないが
「営業時間は夜10時まで」という要請
に協力した中小企業には一律20万円を
支給する。
しかし、はたして飲食店が素直に協力
するのかどうか。
要請を無視する店が続出するのではないか、
とみられている。
外食ジャーナリストの中村芳平氏が
こう言う。
「いま飲食店からは、小池知事に対して
怨嗟の声が噴出しています。4月11日
から6月18日まで行われた前回の時短
要請には多くの店が協力しています。
どうせ店を開いても客は来ないし、世間
体を考えて閉店時間を早めた。しかし、
2回目の時短要請には応じない店が出て
きそうです。夜10時閉店では赤字とな
り、潰れてしまうからです。補償が
20万円では話にならない。それでなく
ても多くの飲食店は資金が底をつき、
追い詰められている。ある居酒屋の店主
は“もう世間体を考えていられない”“自粛
警察は無視する”と話しています。暖簾は
店内にしまうが、常連相手に午前0時ま
で営業するという店が続出しそうです」
■夜11時閉店なら十分に効果との声も
せめて、夜10時閉店ではなく、夜11時
までの営業なら飲食店も影響が 少ないと
いう。
コロナ対策を考えても夜11時なら十分
に効果があるとの声も。
新宿歌舞伎町の飲食店の店主が言う。
「新型コロナの感染を広げているのは、
終電が終わってから始発が動くまでの
間だと疑っています。ホストクラブの
“アフター営業”や、水商売の人が仕事が
終わった後、朝まで開いている店に集ま
っては、マスクもせずに騒いでいる。恐
らく、彼らも自分の店では感染対策に気
を使っているはず。でも、 仕事が終わる
と、どうしても気が緩む のでしょう。夜
11時閉店を徹底し、 午前0時以降の
営業を自粛するだけで も、感染拡大の
対策になると思う」
営業が夜10時までとなったら、 倒産
する飲食店が続出するのは間違い ない。
【転載終了】
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経済を考えると規制するのは難しいで
すが、地方としては、東京由来の感染は
問題です。
かと言え、関東からの観光客は重要で
すので、悩ましいところですね。
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