「コロナウイルスとは長い付き合い、あるいは永遠の付き合いになる」?

 sputnik日本 


 【転載開始】


 ■「コロナウイルスとは長い付き合い、 

 あるいは永遠の付き合いになる」 

 第二波は来るのか? 

 2020年08月06日 


 検疫措置の束縛から解放されたと喜ぶ 

のはまだ早い。 

多くの国が再び感染者数の増加を発表し 

ており、制限措置を再開するところもあり、 

ウイルス学者の発言にも警戒感が加わる。 

感染の再拡大はすでに第二波と呼ばれて 

おり、再開し始めたばかりの経済に更に 

大きな打撃を与え、各国の国民や政府の 

計画を直撃する可能性がある。 

スプートニクが現状を調べた。


 ■「第二波」か「第一波の2度目のピーク」

  か? 


 国際団体Worldmeterによると、8月3日 

時点で世界の感染者数は1800万人に 

のぼっている。 

ウイルス学者はすでに数ヶ月前から 

新型コロナウイルスのパンデミック 

第二波を予測している。 

WHOは多くの国で発生している事象を 

「ウイルスが十分に押さえ込めていない 

場所での、第一波の2度目のピーク」で 

あると説明し、「第二波」という用語を 

避けている。 


 しかし、8月3日の記者会見でWHOの 

テドロス事務局長は、初期段階で 

新型コロナ感染症をくい止めた国の中でも、

この数週間で再び感染拡大が見ら れている

と言及せずにはいられなかった。 

これまでにWHOは新型ウイルス 

(SARS-CoV-2)が風土病となり、今後 

も消滅しない可能性を指摘していた。 

マスコミ報道や政治家の発言を見る限り、

 ヨーロッパはすでに新型コロナの新たな 

波の際に立っているようだ。


 ■感染拡大の原因は観光?  


 警戒シグナルが入ってくるようになった 

のは、多くの国が検疫措置を緩和した後で 

ある。 

最初に緩和に踏み切ったのはドイツ、 

スペイン、ギリシャだ。 

商店やレストランなど、人の多く集まる 

場所が再開した。 

数ヶ月に及ぶ長い自宅隔離に疲れ切った 

人々は衛生対策の遵守に十分な注意を 

払わなくなった。 

危険は過ぎ去った、日常が戻りつつある 

という誤った感覚もリスクを高める一因 

となった。 

多くの人々は「マスクはもううんざり、 

しかも暑い日にマスクをつけるのは 

大変だ」と言ってマスクを軽視するよう 

になった。 

親類や知人に感染者がいない人が時と 

して、パンデミックは周囲がパニック 

を起こしているだけの神話に過ぎず、 

現実はそれほど恐ろしいものではない 

と考えてしまうのと同じだ。 

感染拡大のもうひとつの原因は、 

世界中で旅行する人の数が再び増加 

したことである。  


 イギリスのボリス・ジョンソン首相 

は先週、ヨーロッパに新型コロナウイ 

ルスの第二波が来ている可能性がある 

ため、まだ感染症対策を緩和しないと 

述べた。 

このほか、スペインから入国する人に 

対して2週間の検疫措置を義務づける 

決定をした。 


 ヨーロッパの疫学者によると、 

イギリスの人口10万あたりの 

新型コロナ感染者数が平均14.7人で

ある のに対し、スペインでは35.1人

だという。 


 同じく感染者数の急増が見られる

ドイツ でも、外務省が国民に対して

スペインへの 渡航を控えるよう呼び

かけている。 

ドイツの専門家によると、感染増加の

原因 のひとつが海外旅行、正確には

外国から 帰国した旅行者であるという。 

ちなみに、ドイツの新聞Weltは、

ドイツの 新規感染者数509人は1日の

統計で 2万5000人の感染が出ている

ブラジルや、 1日の感染者数が5万人

に達したインドに 比べれば大惨事では

ないと書いている。


 <中略> 


 ■新型コロナウイルスのワクチンに対する 

 行動は誰にも分からない  


 サンクトペテルブルクの再生医療研究所 

の副院長でウイルス感染学者のパーヴェル 

・アレクサンドロフ氏は第二波の到来を 

確信している。

 スプートニクのインタビューでアレクサン 

ドロフ氏は次のように語った。 


 「第二波は必ず来ます、しかも多くの 

国で。まだ第一波が終わっていない地域 

もあるというのに。ロシアを含む多くの 

国でまもなく使用が開始されると言われ 

ているワクチンに対して、新型コロナ 

ウイルスがどのような動きを見せるのか、

 誰にも分かりません。どんな変異が起こ 

り得るのか、新型コロナウイルスとイン 

フルエンザやウイルス性急性呼吸器感染 

症などの季節性疾患がどのように組み合 

わさるのか、誰にも分からないのです。 

私たち医師はワクチンが効果的であって 

ほしい、広く使用され、副作用がなけれ 

ばいいと心から願っています。時間とと 

もに集団免疫も形成され、各国の医療

 体制が持ちこたえることを願っています。

 けれど、このウイルスとは長い、下手を 

すれば永遠の付き合いになりそうです・・・」


 一方、Bloombergによると、アメリカ、 

イギリス、EU、日本は13億回分の新型 

コロナワクチンを確保したという。 

Bloombergは、アメリカとイギリスは 

フランスの製薬大手Sanofiとイギリス 

のGlaxoSmithKlineと合意したと伝えている。 

日本はアメリカのPfizerと契約を締結 した。 

専門家は、これらの国ほど豊ではない 他の

国々のワクチン取得は 「最後にまわされる」

のではないかと 懸念を示している。 


 【転載終了】

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 インフルエンザのような時期的なもの 

ではないようなので、どうなるのでしょ 

うかね? 


  暑さや乾燥、湿度に関係ないようなの 

で、一年中感染警戒しなければいけない 

のか? 


  解明されないと不安ですね。

 

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