小池知事の“夏休み妨害”に怒り心頭…誰が?
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■グロッキーな安倍首相
小池知事の“夏休み妨害”に怒り心頭
公開日:2020/08/13
国会も開かず、会見もサクッと切り上げ、
お疲れモードの安倍首相が、夏休みを取れ
ずイライラを募らせている。
ほぼ毎年、この時期は地元・山口県に帰省
し、休養するのがお決まりだが、今年は
夏休みの取得を“女帝”小池都知事に「妨害」
されているのだという。
時事通信が12日
「首相の夏休み、中ぶらりん」との見出しで
報じ、永田町で話題になっている。
◇ ◇ ◇
安倍首相は毎年、お盆の時期に地元で墓参り
し、13日には花火大会に参加するの を習慣に
している。
“政府”が帰省自粛を求めていないこともあり、
今年も予定通り夏休みを取る予定だったとい う。
ところが、都内でのコロナ感染者拡大を受け、
小池知事が6日の会見で「特別な夏」と記され
たフリップを掲げ、都外への旅行や“帰省” を控え
るよう呼びかけたことで状況が一変。
政府とは真逆の立場を打ち出されたことで、
安倍首相は夏休みをキャンセルせざるを
得なかったという。
「キャンセル」は今回だけではない。
安倍首相は7月23日からの4連休も、山梨県
の別荘に行ってノンビリする計画を 立てていた。
昨年の同時期も別荘でゴルフに興じていたから、
今年もリフレッシュしたかったのだ ろう。
ところが、やはり小池知事の妨害が入って
しまった。
小池知事が4連休突入前日の臨時会見で、
「感染拡大警報」とのフリップを片手に「外出は
できるだけ控えて」と強調。
これを受け、 安倍首相はやむなく「夏休みゴルフ」
を諦め たという。
時事通信は
〈首相周辺は「毎回、小池氏に邪魔されて いる」
と悔しがる〉と報じている。
安倍首相は相当、イライラを募らせているに 違い
ない。
安倍首相は顔色も悪く、疲れているのは 間違い
ない。
12日も「午前休」を取得。
首相周辺は、 せめて15日の終戦記念日の後は、
別荘 で休ませたいと気をもんでいるという。
■「一国のトップが休んでいる場合か」の
声も
安倍周辺が小池知事に怒りの矛先を向けるのは、
休みを妨害されただけでなく、これま で何度となく
「煮え湯」を飲まされてきたか らだ。
「もともと、官邸は緊急事態宣言を3月 下旬に
発令する予定でした。ところが、 その直前に小池
知事が都市封鎖を意味する 『ロックダウン』を口
にした。国民の間に 『緊急事態宣言=都市封鎖』
の意識が広が り、政府は軽々と発令できなくなって
し まった。発令したら、パニックになります から
ね。その結果、緊急事態宣言は、1週間遅れの4月
7日にずれ込んだのです。 『Go To トラベル』
キャンペーンを 巡っても、小池知事が『やっている
場合か』 と猛批判。安倍官邸は、小池知事に怒り
心頭 です」(永田町関係者)
対決構図をつくり、耳目を集めるのが 小池知事
の“常套手段”。
安倍首相は、まんまと乗せられたわけだ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が こう
言う。
「小池知事と官邸のバトルは非常に不毛だと思いま
す。来年の都議選で、小池知事 率いる都民ファース
トの会と自民党はぶつ かり合うとみられている。そ
こに向けた 『政治闘争』が既に始まっているのです。
コロナ禍の中、そんな批判の応酬をしてい る場合で
はありません。ただ、4連休前と、お盆前の小池知事
の注意喚起は妥当なものでした。安倍首相が小池知事
のせいで夏休 みが取れないと嘆いているのだとしたら、
まるで見当外れ。今は一国のトップがゆっく り休める
時期ではないでしょう」
“女帝”のターゲットにされてロクに休めな い
安倍首相は、体調悪化が一気に加速するか も
しれない。
【転載終了】
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先の記事で、リーダーのコロナ対応の
国際評価を記事にしました。
トランプより評価が悪いとは意外な結果
ですが、それほど安倍首相の対応は悪いと
いう事です。
さらには、商船三井のタンカーの座礁事故
でモーリシャスの沿岸を重油で汚染していま
す。
モーリシャス政府はフランスに支援を要請、
フランスは護衛艦を派遣するようです。
当事国の日本は、調査員6名を派遣して
いるだけです。
これでは、更に日本の評価は下がるでしょう。
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