東京五輪中止は決定的!?

 wezzy 


 【転載開始】 


 東京五輪中止は決定的! 

 組織委への出向者は帰り始め、

 スポンサーも撤退を検討中 

 2020.08.13 ※抜粋。


 ■合理的な判断期限は10月 


 では現実的な可否判断はいつなのか。 

税金の無駄遣いを無くすためにも、

 私は一日でも早い方が良いと思うが、 

現実的には、以前IOCのコーツ調整 

委員長が言及した、今年の10月頃では 

と考える。 

その理由を複数の角度から解説しよう。 


 まずアスリートの立場で考えると、 

多くの競技で最終予選を行わなければ 

ならない。 

そして五輪クラスのトップアスリート 

達の予選ともなれば、少なくとも半年 

以上前には日程と場所が決定している。 

アスリート達はそれに向かって自分を 

追い込んでいくのであり、体調を調整 

するために最低半年以上は必要だ、と

語る選手達は多い。 


 つまり、10月になっても半年先の 

予選日程が組めないほどコロナ禍が 

継続しているようなら予選すら組めな 

いし、その後の五輪開催などもちろん

 無理と言うことになる。 

またその頃になれば、世界中の選手達 

や選手会から五輪中止要請がIOCに 

集まり、大きな圧力となるだろう。  


 また、最後の頼みの綱であるワクチン 

開発が間に合うかどうかも、10月頃に 

なれば向こう半年先程度の予定が 

はっきりしてくる。 

現状でもすでに絶望的だが、それがより 

明確になってくるのが10月ということだ。


 ■ボランティアの再募集はない? 


 組織委内部の動きもチグハグだ。 

8月30日から、8万人の大会ボランティア 

登録者に対し来年の参加意思確認が 

始まっているが、その前月に実施された 

アンケートでは、7割近いボランティアが、

コロナ下での参加は不安だと答えていた。 

もしコロナに感染しても現状では何の補償

もないのだから、それも当然である。 


 だがその多くがもし来年の参加を辞退し

ても、組織委は再募集する予定はないという。 

数万人ものボランティアが足りないことに

なれば五輪は実施不可能だから、これは暗に

組織委がすでに開催を諦めている証左なのでは、

という推測も出てい る。


 ■民間からの出向者が帰任し始めている 


 組織委内部では密かに瓦解が始まって いる。 

何年にも渡ってキーマン的な仕事をして きた

民間企業(スポンサー含む)からの 出向者が、

9月以降の契約更新をせずに、出身企業に帰任

し始めているというのだ。  


 もともと組織委の出向者の多くは8 いっぱい

までの契約だったが、大会延期によって彼らの

契約も延長するかどうか、 話し合いが行われて

いた。 

だが先行きの見通しが立たないため、 その多く

が契約更新せず、出向元に帰っているというのだ。 

これもまた、組織委内部ではすでに撤収 モードが

始まっている証左だと考えて いい。 

幹部クラスは決して認めないが、現場では現実的

な対応を取り始めているのだ。


 ■スポンサーも撤退を計画中  


 商業五輪を支える最重要パーツが スポンサー企業

だが、こちらにも暗雲が 立ちこめている。 

延期に伴う経費増加を補うため組織委はスポンサー

各社に対し追加費用の拠出を 依頼しているが、

コロナ禍でほぼ全ての 業種が甚大な損失を被る中、

はいそうで すかと気軽に応じる企業はない。 

それどころか、7月22日付の日刊ゲンダイ では数社が

撤退を計画中と報じられている から、まさに泣き面に

蜂である。 

それが現実となれば甚大なイメージダウン となるから、

組織委としてはタダでも良い から続けて欲しいところ

だろう。 


 ■最大の課題は「終わらせ方」 


 以上、唯一の頼みの綱であったワクチン 開発が望み薄

となる中、撤退に向けた蠢動 ばかりが目立っている現状

を紹介した。 

だが中止必至ではあるものの、これからの 最大の課題は、

 「コロナのせい(だけで)で潰れた」と 推進者達が言い

逃れすることを封じること にあると考える。  


 私は五輪招致が決まった時から、この 巨大商業イベント

の問題点を追及してきた。 

招致時における買収疑惑、福島原発事故 アンダーコント

ロール発言の欺瞞、 復興五輪の虚偽、そしてエンブレム

盗作 問題や新国立競技場を巡るゴタゴタ、 10万人以上の

ボランティア搾取、酷暑下 での開催強行など、ここまで

疑惑や欺瞞 にまみれた五輪は、未だかつて無かった。 

だが大手メディアが五輪スポンサーと なって翼賛報道に

徹したため、多くの国民 はこれらの問題から意識的に

遠ざけられて きた。  


 だが上記の問題は、五輪という商業モデル の飽くなき

強欲が招いた究極の悪しき到達点 である。 

組織委は事あるごとに五輪の遺産(レガシー) を吹聴し

てきたが、中止によってそれらは 完全に雲散霧消した。 

むしろこれからは、今まで隠されてきた 諸問題を徹底的

に検証し、二度と再び同じ愚 を起こさせないようにする

ことこそが、 後世への真の遺産「レガシー」になるのでは 

ないか。 

そのためにも、五輪中止の暁には、 

「コロナで仕方なく潰れた」のではなく、

 「潰れるべくして潰れた東京五輪」の真相を、 広く国民に

周知していかなければならない。 (本間龍) 


 【転載終了】

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  不透明なやり方で招致した罰があたった 

のでしょうかね?

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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