地獄から起死回生したNYの底力・・・

 コロナ禍の世界 現地最新リポート 


 【転載開始】


 ■地獄から起死回生したNYの底力 

 「行政と州民の努力」が勝因 

 公開日:2020/08/25  


 3月後半から4月にかけて連載した 

ニューヨークルポ

 「全米パニック非常事態 現地発」。 

いやはやセンセーショナルなタイトル 

がついたと思ったものだが、 

あれから4カ月。 

8月半ばのニューヨーク州は、累計実 

に700万件のウイルス検査を実施し、 

陽性率は10日連続で1%以下。 

17日のそれは0・71%と、全米で 

最も低かった。 

春先のコロナ地獄からの見事な起死回生。 

見たか、ニューヨークの底力と言いたい。


 我らの勝因は「行政と州民による努力」、

 この一言に尽きる。 

クオモ知事が厳しい行政命令を連発する 

も、事態があまりにも急激に深刻化した 

ため、さすがのニューヨーカーもおとな 

しく従った。 


 感染の中心地となったニューヨーク市 

のデブラシオ市長も、知事の行政命令を 

徹底しながら、市民への食糧サポートや 

PPE(医療従事者の個人防護具)配布 

まで、感染が落ち着いた今も獅子奮迅の 

活躍。


 ■独身・クオモ知事は中年女性の癒やし 


 クオモ知事は3カ月以上、週末返上で毎日、

記者会見を開き、感染状況を データで説明し、

日々変わる状況に 応じて行政決断を下し、

記者の質問に 答えた。 

あの非常事態において常に穏やか だった知事

の表情と声は、何よりも 州民の心を支えた。 

そのうち「クオモ・セクシー」と言わ れ始め、

独身の知事の見合い話まで 話題になると、

中年女性らが大騒ぎ。 

それもまた非常事態の中での癒やし 要素と

なった。  


 当初不足したPCR検査も、今では 誰でも

無料で受けることができる。 

検査そのものが感染を予防するわけでは ないし、

それがニューヨークの パンデミックを収束した

わけではないが、 検査を受けられるというだけ

で住民は 安心感を得る。 

非常事態における「安心度」確保を急務 とみて、

検査の充実を図った知事の英断 だ。  


 感染拡大を食い止める側面では大成功 の

ニューヨークだが経済的には大打撃を 受けている。

 潰れる店もあれば、レント(賃料)を 払えない

住民もいる。 

7月末までは、失業保険の支給を受けて いる人に

対して連邦から週600ドル (約6万3600円)

の支援金が支払わ れていた。 

ところが8月に入ってそれが打ち止めに なり、

微々たる金額の失業保険では家賃 が払えない

ニューヨーカーが増えている。 


 経済活動も、基本的には州全域で全開 しているが、

感染の中心地で人口密度も 高いニューヨーク市だけ

は例外だ。 

スポーツジムや美術館がやっと8月24日 から33%

のキャパ内でオープンできる ことになっている。

 レストランやバーでの店内飲食は、 まだ許可されて

いない。

 市が代替策として、この夏は歩道や車道に せり出し

てテーブルを出すことを店に許可 したので

ニューヨーカーは汗を拭き拭きの 外食だ。 

それでも外食したいという心理は分からな くもない。  


 そしてアメリカでは9月から新学年 が始まる。 

全米の主要都市がパンデミックのため リモート授業

を決める中、感染が落ち 着いているニューヨーク市

だけは、 学校での授業を再開する方向だ。 

リモート授業を常にオプションとして 認め、実際に

どうするかは学校と 親次第だが、再開後の感染の行方

が 今から注目されている。 

まだパンデミックは終わっていない。 


 【転載終了】

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 政府のプロパガンダにのせられて、 

PCR検査は増やさないほうがいいと 

いう方たちが結構います。 


 兎に角、市中感染を止めないと、 

いつまでも収束ができないでしょう。 


 先般、京大の上久保教授が抗体が 

あるから普通の生活(マスク無し) 

をしていればいいと発言していまし た。


 リモート出演していた倉持病院の 

院長がやんわりと反論していました 

ね。 


 当然です、研究室の内科医が病院 

現場の大変さを理解していないので 

すから。  


 こんな人を出演させるという事は、 

政府の意を受けているのでしょうね。

 元医系技官の女医さん然り。

 

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