総裁選“菅圧勝”ムード・・・

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■総裁選“菅圧勝”ムード・・・

  安倍首相「3つの誤算」でさらに窮地 

 公開日:2020/08/31 


 ポスト安倍レースの号砲が鳴り、自民党内 

では暗闘が繰り広げられている。 

長らく本命視されてきた岸田政調会長は 

まったく浮揚せず、二階幹事長に急接近 

する菅官房長官が急浮上。 

この状況を苦々しく思っているのが、 

安倍首相だという。 

菅政権の誕生は、安倍首相にとって大誤算 

だという。  


  ◇  ◇  ◇ 


 安倍首相にとって、最初の誤算は、禅譲 

しようと考えていた岸田政調会長がいつま 

でたってもパッとしないことだ。 

操りやすい岸田氏を首相に就け、院政を 

敷く計画だったが、難しくなってしまった。  


 “飛べない男”と揶揄されてきた岸田氏も、 

さすがに今回は 

「次を担うべく、しっかり努力していく 

気持ちは変わっていない」と出馬意欲 

マンマンだ。 

しかし「次期首相は誰がふさわしいか」

の 世論調査での支持は1ケタ台に低迷。 

国民的人気の高い石破元幹事長に圧倒さ

れている。 


 「モリカケや桜疑惑など数々の不祥事を 

抱え、訴追の懸念が消えない安倍さんは、 

従順な岸田氏を後継とすることで身の安全 

を確保し、キングメーカーとして影響力を 

保持する算段だった。ところが、岸田氏は 

知名度も人気もサッパリ。さらに間も悪く、 

総理の辞任会見当日は地方行脚中で党臨時 

役員会を欠席。政権獲得に向けてまとめた 

初の政策集の出版は新総裁が決まった後に 

なりそうです」(自民党関係者)  


 岸田氏の初著書

 「岸田ビジョン 分断から協調へ」は 

9月17日に出版予定。 

新総裁を選出する両院議員総会は15日 

開催で調整中で、敗北後となればドッチ 

ラケである。


 ■キングメーカー君臨構想は破綻寸前  


 ここにきて現実味を帯びてきている 

「菅政権」も、安倍首相にとっては誤算 

だという。 

この8年間、首相―官房長官のコンビで 

やってきたが、2人の間にすきま風が 

吹いていたのは公然の秘密だ。 

天敵である石破氏の総理就任を阻止する 

ため、次善の策として、菅政権を容認し 

ているようだが、内心は複雑だという。 


 「官邸官僚に取り込まれた安倍さんは、 

次第に菅長官を遠ざけ、とりわけコロナ禍 

をめぐる対応では完全に外していた。屈辱 

的な扱いをされた菅長官は内心、恨み骨髄 

のはずです。安倍さんが頼みにする盟友の 

麻生副総裁も叩き上げの菅長官を見下し、

 反目し合っている。安倍さんにとって不気味 

なのは、“モリカケ桜”といったスキャンダル 

の真相を菅長官が熟知していることです。 

いつ暴露されるか、安倍さんは心が休まら 

ないでしょう。総裁選が大接戦となれば、 

菅新首相も大きな顔をできないでしょうが、 

現状では圧勝ムード。大きな権力を握る 

可能性があります」(永田町関係者) 


 長期政権を終えた後、安倍首相はキング 

メーカーとして自民党に君臨することを 

考えていたが、キングメーカーとしての 

地位も、「菅政権」の誕生によって、 

二階―菅コンビに奪われる可能性がある。  


 権力をほしいままにし、国家を私物化 

してきた安倍首相も官邸を出てしまえば 

“ただの人”。 

次期政権に“100倍返し”の恥辱を味わされ、

司直の手に落ちることになるのか。 


  持病の潰瘍性大腸炎はストレスが大敵 

なのに、大丈夫なのか。 


 【転載終了】 

 **************************** 


  政治というのは、どの党がやって 

も裏は同じですね。 

戦後70有余年で政権交代したのは 

1回しかないというのは日本だけで 

しょうね、多分。 


  そんな一党独裁の国で政権交代 

を実現した小沢一郎氏の政治力は 

凄いですね。 

 

LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000