菅氏“醜聞リーク”の首謀者は?

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■菅氏“醜聞リーク”の首謀者は? 

  党内で始まった暗闘の行方 

 公開日:2020/09/11 


 安倍首相の後継を決める自民党総裁選 

は、国会議員票の約8割の支持を得た 

菅義偉官房長官の圧勝でほぼ間違いない 

が、永田町の関心は早くも水面下で 

始まった「暗闘の行方」に移っていると 

いう。  


 「すでに菅官房長官をめぐる様々な醜聞 

が週刊誌で報じられ始めていますが、その

 内容のどれもが細かい。これは誰かが、何 

らかの意図をもってリークしていると考え 

て間違いないでしょう。菅長官が小此木 

元通産相(故人)の秘書だった時の知人に 

まで記者が取材に来たと聞きましたからね。 

その人は『なぜ、俺のことを知っているの か。

当時の菅さんをめぐる具体的な話を記者が

知っていて本当にびっくりした』と 話してい

ました。おそらく、第2、第3弾 の醜聞報道

が出る可能性は高いでしょう」

 (国会議員秘書)  


 リークしているのは、総裁選をめぐる 

合同会見で「菅支持」を表明した細田派、 

麻生派、竹下派のいずれかとみられている。 

目的はもちろん、二階派に対する牽制だ。


 「今回の総裁選は二階幹事長があっと 

いう間に菅勝利の流れを作ってしまった 

ため、3派は乗らざるを得なかったのが 

実情ですが、このまま二階幹事長続投に 

よる『傀儡政権』ができることだけは 

絶対認めたくない。週刊誌リークは 

『分かっているよな』という菅さんに対 

するメッセージで、森元首相が『安倍さ 

んの本心は岸田(政調会長)さん』と 

わざわざ発言したのも、そういう意味と 

受け取られていますよ」

 (前出の国会議員秘書) 


 興味深いのは二階幹事長続投には米国 

も神経を尖らせているという点だ。 


  外務省担当記者がこう言う。 


 「米国と中国が激しい覇権争いをして 

いるのは周知の事実ですが、そんな中で 

習近平国家主席を国賓として招くことを 

決めていた安倍政権にトランプ政権は怒 

り心頭だったといいます。もちろん、 

内政干渉になるために表立った抗議はし 

なかったわけですが、米国の怒りが表れ 

たのが駐日米大使の人事。ハガティ前大使 

が上院選の出馬を理由に2019年7月に 

辞任してから、ずっと空席状態のままだか 

らです。他の同盟国であればともかく、

 駐日大使が1年以上も決まらないなんて 

異例中の異例でしょう。今の米中関係は 

かつての米ソ関係よりも深刻と言われて 

いますが、その中国と近しいのが二階幹 

事長です。大訪中団を率いて北京を訪問 

し、中国の最高指導部とも親しいですか 

らね。二階さんが幹事長続投となれば、 

その二階さんに言われるがままの菅政権 

も中国を重視せざるを得なくなるでしょ 

う。米国にとっては、それだけは避けた 

いわけで、『菅さんのリークを裏でけし 

かけているのは米国ではないか』なんて 

話もあるほどです」 


 果たして菅新総裁は自分を首相に押し 

上げてくれた二階氏を幹事長に選ぶのか。 

続投させなければ二階氏自身が黙っては 

いないし、続投させれば3派閥に加え、 

米国の反発も避けられないだろう。 


 どっちにしても菅政権「短命」は間違い

 なさそうだ。 


 【転載終了】

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 しっかりと正規の総裁選挙をすれば 

いいのに。 


  いやらしい世界ですね。 

政治家は性格が悪くないと務まらない 

ですね。

 

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