コロナ失職6万人突破・・・「12月危機」の猛威!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■コロナ失職6万人突破 9月よりヤバイ
「12月危機」の猛威
公開日:2020/09/27
懸念されていた「9月危機」が現実に
なった。
新型コロナウイルスの影響による解雇や
雇い止め(見込みを含む)が6万人を突破。
厚労省によると、23日時点で6万439人
に達したという。
そのうち、2万5000人超が非正規労働者。
契約更新時期を迎える6月、9月、12月に
危惧されてきた失業増が的中した格好で、
景気の2番底が危ぶまれる「12月危機」は
さらに猛威を振るいそうだ。
「派遣社員としてアパレルメーカーで働い
ていたんですが、6月末の契約満了で追い出
され、それ以来失業中です。失業保険の給付
対象ではなかったので、3カ月間の家賃支給
を受けられる住居確保給付金でしのぎ、わず
かな貯金を取り崩して生活しています。それ
も、もう限界。派遣会社からは全然連絡がな
いし、就活したところでロクな仕事がないで
すよ」(都内で暮らす30代男性)
コロナ関連の失業者は毎月1万人ペースで
増加。 厚労省のデータは2月から全国の労働局
や ハローワークを通じて最新状況を集計した
ものだが、把握できていない事例もあるため、
実数はもっと多いとみられる。
直近7月の完全失業率は前月比0・1ポイント
増の2・9%で、完全失業者は同2万人増 の
197万人。6カ月連続で増加している。
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「一律10万円の給付金の経済効果は8月
あたりで息切れし、戦後最悪のマイナス成長
となった4~6月期に続き、10~12月期
もマイナス成長に陥る可能性が高い。一方、
4連休は各地で人出が増え、感染者増加リス
クが高まっています。多くの企業が経営環境
の悪化に不安を抱いていることから、雇用を
直撃するのは避けられない。年末に向けて
非正規切りは加速するでしょう。正社員も
他人事ではありません。残業代はマイナス
状況が続いていますし、冬のボーナスは夏
以上の大幅カットを覚悟する必要があります」
中小零細イジメのスガノミクスは死屍に
むち打つようなものだ。
【転載終了】
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10月以降のコロナ感染次第でしょうか。
気がかりは、4連休中の「GOTOトラベル」
での人出と、今後東京が参加するため、更に
人出が予想されることですね。
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