「年末年始17連休」正月休み 拡大をブチ上げた狙い!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■菅政権が「年末年始17連休」正月休み
拡大をブチ上げた狙い
公開日:2020/10/24
今年の年末年始は、前代未聞の“大型連休”
になりそうだ。
23日、西村康稔経済再生担当相が、
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために
年末年始の休みを1月11日の成人の日 まで延ばすよう、企業に要請すると発表した。 来年は1月3日が日曜のため、本来、 仕事始めは翌4日。
6連休のはずだった。
ところが、12月29日(火)から
1月11日(月)まで休みとなると14連休
となる。
12月28日(月)も休んでしまえば一気
に17連休である。
さっそくワイドショーは
「年末年始17連休案が浮上!」と大騒ぎ
している。
17連休となったら、どんなことが起きる
のか。
正月休みを1月11日まで延長して欲しい
理由を政府は、
「初詣などによる人出が三が日に集中するこ
とを防ぐため」としている。
しかし大型連休となったら、多くの国民が
国内旅行やレジャーに繰り出し、むしろ感染
が拡大するのではないか、と懸念する声が
強い。
実際、感染拡大を防止するなら、初詣の自粛
を呼びかけた方が効果が高いはずだ。
1月11日まで休みを延長することに
ついて、第一生命経済研究所の永浜利広
首席エコノミストはこう言う。
「休暇の延長によって、外出需要が増える
と考えられる上、Go To キャンペーンを
実施しているので、人出が減るとは限らず、
感染の抑制につながるかは疑問です。加え
て、2週間もマーケットを開かなければ、
株価が下がる可能性もあります。社会的な
影響への考慮が不十分ではないでしょうか。
業態ごとに分散休暇を促すなど、他にも
方法があるはずです」
17連休となったら、日払いで働いている
労働者の収入が激減してしまう恐れもある。
10連休となった令和元年のゴールデン
ウイークの時も、非正規社員の困窮が大問題
になった。
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「政府の本当の狙いは、感染防止よりも
景気拡大でしょう。令和元年の10連休の
時も、個人消費が刺激されています。しか
も、Go To キャンペーンを実施してい
るので、国内旅行に出掛ける人が相当数に
なるはずです。ただ、格差を拡大させるこ
とになると思う。時間とカネがあり健康に
自信がある人は、17連休を満喫するでし
ょう。一方、生活苦で旅行どころではない
貧困層や感染が怖い高齢者は税金を使った
Go Toの恩恵を受けられない。大型連休
によって感染が拡大するという最悪の事態
も考えられます。しかも、令和改元時の
10連休で一時的に消費は活発になったが、
その反動で7、8月は消費が落ち込んでい
ます」
降って湧いた17連休に浮かれていたら、
とんだしっぺ返しを食らうことになりかね
ない。
【転載終了】
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自分だったらどうするでしょうかね?
17連休もあれば、やはり、出かける
でしょうかね。
しかし、今回の年末年始も、都心近郊
からの帰省は地方が拒否する可能性も?
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