菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」
の異様な経緯 公開日:2020/10/29
「『第二の森友事件』!
『菅総理』 タニマチが公有地でぼろ儲け」―。
衝撃的なタイトルの記事だ。
29日発売の「週刊新潮」が、菅首相の
お膝元で起きていた「異常すぎる特別扱い」 の
土地売買を報じ、政界に激震が走っている。
◇ ◇ ◇
■森友事件とそっくり
週刊新潮によると、2015年に神奈川県
の県有地が「保育所や学生寮の設置」を条件
に破格で民間業者に売却されたが、条件は
守られず、転売された。
情報公開請求で県の内部資料を検討すると、
<経緯の異様さと、菅総理の影や形が立ち
上がってくる>というのだ。
横浜市保土ケ谷区の3000平方メートル
ほどの土地を県から購入したのは、横浜市内
の「㈲成光舎」という会社の河本善鎬代表。
菅首相との関係は古く、
<ある県議から紹介されて市議時代の菅さん
と知り合った。以来、本人も菅さんとの関係
を自慢していましたから、県の政界では
『菅さんの太いスポンサー』として知られた
存在でした>という県政関係者のコメントが
紹介されている。
国会議員に初当選した1996年には、
すでに成光舎は菅首相の関係政治団体に献金
をしていて、07年までの合計寄付金額は
342万5000円に上る。
菅首相の事務所 が、河本氏の関連会社が所有
するビルに置か れていたこともあるという。
在日韓国人の河本氏は、11年に外国人
献金問題で当時の菅直人首相が辞任の危機に
追い込まれた際に、献金を行っていた当事者
でもある。
当初、県側は公有地を一般競争入札で売る
方針だったが、河本氏が現れ、随意契約で
売却することになった。
しかし、不動産鑑定士による評価額の鑑定の
結果、売却額を約4億5700万円と伝えると、
<「思ったよりも高い」と河本代表は異論を
唱え始めた>。
これを突っぱねていた 県側は14年5月に一転、
再鑑定に舵を切り、 約3億8800万円という
15%オフの価格を提示したという。
再鑑定による大幅値下げとは、どこかで聞い た
ような話である。
■「菅さんの太いスポンサー」
土地は15年1月に成光舎に売却されたが、
用途は「保育所及び学生寮」で、売買から
10年間は他の目的に使用できず、転売も
禁止の条件がつけられた。 ところが売却当日、
河本氏は土地を自身の 関連会社に転売。
本来なら重大な契約違反だが、県側は理解を
示し、用途指定を解除したという。
結局、この土地に保育所が造られることは
なく、16年8月には大手住宅メーカーに
売却された。
不動産関係者によれば「5億円台半ば」で売り
に出されていたそうだ。
河本氏は2億円近い差額を手にした可能性がある。
ことごとく異例ずくめの土地取引なのだが、
河本氏は交渉の中で菅首相の名前を出してい
たという。
<対応によっては、知事、副知事、菅官房
長官へ話に行く>(14年1月21日)、
<いろいろとしっかり頼みますよ。納得がい
かなければ、知事、副知事にも、官房長官に
も行きますから>(同2月25日)という
発言があったことが、県の内部資料に残され
ているというのだ。
新潮の取材に対し、河本氏は
<(菅総理に関する)発言をした事実は御座
いません。(菅総理の関与も)ありません>、
菅事務所も <(取引への)関与はありません>
と回答し ている。
政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「神奈川県における菅氏の影響力は絶大で
す。県庁や議会には、菅氏の元秘書もたくさ
んいる。重大な契約違反が発覚しても見逃し、
県が訴えようとしなかった背景には、やはり
菅氏の存在があると考えるのが普通でしょう。
直接の口添えをしていなくても、行政が歪め
られた可能性があります。あまりに森友事件
と構図が似ていて驚きました。この問題を
予算委員会で追及されたら、菅氏はどう答え
るのでしょうか」
安倍前首相の答弁に倣い、菅首相も支援者
を「非常にしつこい」と切り捨てるのか。
【転載終了】
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新潮の情報は内調からリークされて
いると言われていますが、今回の情報
慎重独自のスクープなのでしょうか?
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