豊洲市場「無断撮影禁止」ポスターで“欠陥隠蔽”・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■豊洲市場「無断撮影禁止」ポスターで“欠陥隠蔽”
の異常事態 公開日:2020/11/07
これぞ“ブラックボックス”だ。
開場から2年経過した東京都の豊洲市場。
施設内で黒い粉塵が舞い、壁に亀裂が
走るなど、 次々に“欠陥”が露呈しているが、
小池都政 が「不都合な真実」の隠蔽に動き
だした。
市場内に「無断撮影禁止」と記された
ポスターをベタベタと貼り、情報漏洩を
“規制”しているのだ。
日刊ゲンダイが入手したポスターの写真
には、赤地に白抜きの文字で 〈豊洲市場内
無断撮影禁止〉と記されている。
撮影する際は市場内の業界団体や都などに
許可をとることを求め、
〈無断で撮影した画像や動画をYouTube
やTwitterなどのSNSに投稿する こと
はご遠慮下さい〉と注意喚起している のだ。
ポスターを見た市場関係者はこう話す。
「SNSやマスコミに写真や動画が出るのを
嫌がっているのでしょうが、まるで “情報統制”。
ここまでやるか、という感じ で、皆驚いています」
ポスターに加え、市場関係者には 「撮影ルール」
が事細かに記載された資料 も配布された。
やはり、写真や動画を無断で拡散しないよう注意
を促している。
都の中央卸売市場豊洲市場管理課によると、資料
は10月1日に市場の業界団体に配られ、ポスター
は10月30日から仲卸売場棟内に20枚掲示された。
■小池都知事「情報公開」どこへやら
なぜこんな措置を取ったのか。
管理課の担当者はこう言う。
「一般の方が入れない場所での写真や動画のマスコミ
への提供、SNSへの投稿について業界団体から『迷惑』
との声があった。 そのため、団体と協議し、問題を整理
した上 でルールの周知を図った」
要するに豊洲市場の“欠陥”を報じられたり、SNSに
投稿されるのがイヤということだろ う。
しかし、以前、都はSNSを活用して豊洲市場 を大々的
にPR。
2018年10月の開場前、影響力を持つブロガー20人
に市場を見学してもらい、わざわざ魅力を発信してもらって
いる。
不都合な写真だけ「許可制」にするのはあまり にも姑息だ。
市場問題に詳しい建築エコノミストの 森山高至氏は
こう言う。
「『撮影禁止』を明文化すると、業者の方 たちが取引先
などに向けて品物の写真などを 気軽に発信できなくなる
可能性がある。ただ でさえコロナ禍で厳しい状況の中、さら
に 活気が失われ、客足が遠のいてしまいかねま せん。公共
施設なのですから、過度に規制するのはやめるべきです」
「情報公開」などとエラソーに語っていた 小池氏はもう
いない。
【転載終了】
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豊洲は、当初からトラブル続出でしたが、
今も問題が出ているのですかね?
小池都知事の正体は、「希望の党」騒動で
分かったと思いうのですが、この方は、権力
に近いところ(金のあるところ)を渡り歩く
「渡り鳥」とも言われているところです。
強力な候補が出てきたら、次回の選挙は
どうでしょうかね?
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