飲食・宿泊業クビ切りラッシュ目前・・・ “時間切れ”は来年2月!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■飲食・宿泊業クビ切りラッシュ目前・・・

 “時間切れ”は来年2月

 公開日:2020/12/23


 衝撃的な数字だ――。

独立行政法人「労働政策研究・研修機構」

(JILPT)が今年10月、

全国4283社を対象に、

新型コロナウイルスが企業経営に及ぼす

影響について調査を実施。

今月中旬に結果を発表した

(有効回答1591社)。


 それによると、飲食・宿泊業のうち43%

が現在の経営環境が続くと、半年以内に今の

雇用維持は「困難となる」と回答している。

この調査が聞いたのは、今年5~9月の

経営状況。

9月から半年後は来年2月だから、クビ切り

のタイムリミットが目の前に迫っている状況

だ。


■感染拡大が長期化するリスクも


 飲食・宿泊業の87・2%が緊急事態宣言下

の5月に比べ、9月の売り上げが増加したと

答えたが、依然として水準は低い。

62・9%が前年同月比で5割程度以上も

売り上げが減少したと回答している。


 「5月の売り上げがあまりにもヒドかった

ので、9月は少しマシになったにすぎません。

今の経営状況では年明けから徐々に、体力の

ない企業から雇用を維持するのが難しくなっ

ていくでしょう」

(JILPTの中井雅之総務部長)


 東京商工リサーチによると、21日時点で、

全国の累計のコロナ関連倒産は808件。

最多が飲食業(138件)で、アパレル関連

(79件)、宿泊業(60件)と続いている。

 最悪なのは、9月時点より状況が悪化して

いることだ。


 「Go To トラベル」は全国停止となり、

飲食店には時短営業が要請されている。

しかも、年末年始の書き入れ時という最悪の

タイミング。

これでは、来年2月のタイムリミットまでに、

クビ切りが始まってもおかしくない。


 経済評論家の斎藤満氏がこう言う。


 「調査時点の想定よりも、足元の状況は確実

に悪化しています。年末年始に稼げないので、

人員を減らせばどうにかなる、という次元を

超えてくるのではないか。大都市圏を中心に

人出が増えているものの、コロナを気にせず

出歩く人と、コロナを恐れて巣ごもりする人

に二極化しています。特に高齢者は不安で

動けないでしょう。十分な医療体制を整える

など、感染への不安を払拭しない限り、飲食

業や宿泊業への影響もズルズルと長引きます」


 菅首相は21日、TBS系の番組で感染拡大

地域の飲食店にさらなる時短営業を検討する

意向を表明した。


 無策の宰相に国民はもっと怒った方がいい。


【転載終了】

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 これ以上感染が拡大して、医療従事者の

精神力が持たなくなってドミノ離職が心配

です。


 また、医用関係者に誹謗中傷する人が

いるということも信じられませんね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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