持続化・家賃支援給付金は延長も・・・菅首相が目論む中小一掃!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■持続化・家賃支援給付金は延長も・・・

 菅首相が目論む中小一掃

 公開日:2021/01/16


 コロナ禍で中小企業の命綱だった

持続化給付金と家賃支援給付金。

15日、申請の受け付けが原則終了する。

必要な書類の用意が難しい場合は、

来月15日まで延長して申請を受け付け

ることになったが、ほんのわずかな配慮

に過ぎない。


 申請期限の大幅延長や第2弾を求める

声も大きくなっていたが、たった1カ月

の延長。

中小企業の淘汰を図る菅首相はシメシメ

だろう。


 昨年11月25日、財務相の諮問機関で

ある財政制度等審議会は建議を出した。

持続化給付金や家賃支援については

予定通りの終了を求め、こう意見して

いる。


 <こうした政府の一時的かつ非常時の

支援を継続し、常態化させれば、政府の

支援への依存を招き、産業構造の変革や

新陳代謝の遅れ、モラルハザードを通じ

て今後の成長の足かせとなりかねない>


 支援継続は中小企業を一掃するチャンス

を逃すと言っているのだ。

 建議は昨年11月段階での単なる意見書。

現在、非常時レベルは数段上がっている。

建議を無視して、首相判断で支援を継続

することもできるのに、菅政権はギリギリ

まで打ち切るつもりでいた。


 菅首相も建議と同じ考えだからだ。

 菅首相のブレーンである

元ゴールドマン・サックスのアナリスト、

デービッド・アトキンソン氏は、

赤字の中小企業を「ゾンビ企業」と決め

つけて、日本の中小企業の半減を持論と

する。

菅首相は同氏を「成長戦略会議」の

メンバーに据え、着々と中小企業の一掃

を進めている。

持続化給付金と家賃支援給付金を続ければ、

これに水を差すことになるから、

菅首相にとって支援終了は「グッドジョブ」

なのだ。


 これ以上の中小企業支援を菅首相に期待

しても、のれんに腕押しだ。


【転載終了】

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 中小は、安倍政権の円安誘導政策と

消費増税に苦しめられてきて、また、

菅政権でも苦しめられるということ

でしょうか。


 消費を担っているのは中小企業に

務める労働者です。

中小再編で消費低迷、生活保護が

増えるリスクがありますね。


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