「どうせ中止だから女性で」逆差別で決まった橋本聖子新会長!

Business Journal 

永田町の「謎」

現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報


【転載開始】


■「どうせ中止だから女性で」

 逆差別で決まった橋本聖子新会長、

 議員辞職しない“金勘定”

 2021.02.19


 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。


 東京オリンピック・パラリンピック組織

委員会の後任会長が橋本聖子氏に決まりま

したね。みなさんはどうお考えですか?


 正直、永田町は相当ざわつきました。

誰も予想していませんでしたから。


 橋本氏は2月18日に五輪組織委員会からの

就任要請を受諾したそうですが、17日に

「後任候補を決める検討委員会が橋本五輪担当

大臣に一本化」という速報が出たときには、

正直「ええっ?」という感じでしたね。


■セクハラ問題の橋本聖子をわざと新会長に?


 そもそも「川淵三郎さん騒動」後に名前が

挙がった森喜朗前会長の後任人事の候補者は、

日本オリンピック委員会の山下泰裕会長の他は、

橋本氏、山口香さん(筑波大学大学院教授)、

小谷実可子さん(スポーツディレクター)、

高橋尚子さん(日本陸上競技連盟理事)と、

みんな女性のメダリストでした。


 みなさん輝かしい業績をお持ちですが、

ここまで女性が多いと、なんかもう

「ジジイがダメなら女で行っとけ感」しかないです

よね。これって逆差別じゃないですか?


 それに、橋本氏はもともと森前会長に近い人です

から、森前会長の意向は必ず反映されます。

政府としては、どうしても五輪を開催したいので

しょう。

でも、世論調査などでは中止や延期を求める声が

増えていますよね。

2月18日付のロイターの企業調査では、

「中止」・「再延期」支持が6割を超えたことが

報じられています。

これでもがんばれるのは橋本氏しかいないという

ことなんでしょうか。


 橋本氏は、かつてはトップアスリートでしたし、

国会議員として出産・育児のご経験もあるので、

今回も候補になる理由はわかります。

しかし、過去の「セクハラ問題」はどうなるので

しょう?


 すでに海外のメディアも大きく報じていますから、

必ず問題になります。

「もしかして、もうオリパラをやりたくないから、

わざと橋本氏にしたのでは?」という声すらあり

ます。


 橋本氏のセクハラ問題とは、2014年のソチ五輪後

の打ち上げで、フィギュアスケート元日本代表の

高橋大輔選手に無理やりチューした件ですね。

「週刊文春」(文藝春秋)が同年の8月28日号で

報じて、大騒ぎになりました。

この件については、神澤も少し書かせていただいて

います。 


 関係者しか入れないパーティーで撮影されてい

ますから、誰か悪意のある人が文春に持ち込んだ

ようです。まぁ、橋本氏も不用心でしたね。


 実は、神澤も以前は橋本氏に期待していました。

日本の女性国会議員で出産された方は、

本当に少ないからです。

2000年に出産されたときは、なんと51年ぶりの

国会議員の出産として注目されました。


 ちなみに51年前に出産されたのは、日本初の

女性国会議員の1人だった園田天光光

(そのだ・てんこうこう)さん(1919~2015年)

です。

96歳で亡くなられた園田さんは、いろいろな

エピソードがある方なので、気になったら調べて

みてくださいね。


 園田さんは、当時若手議員だった橋本氏を擁護

して、国会議員の事実上の産休制度誕生に貢献

されています。

すでに80歳を越えておられました。

国会議員の産休など、当時はまったく理解があり

ませんでした。

橋本氏も議員辞職を迫られていましたが、

制度ができたおかげで議員を続けることができた

のです。


 でも、せっかくいい制度ができたのに、

橋本氏が国会を休んだのはたったの3日間でした。

ぜひもっと休んでいただいて、「いい前例」を

つくっていただきたかったですね。

現在は衆参両院とも出産による欠院を認めていま

すが、期間は明確に定められてはいないのです。


 「お産は病気じゃないから」といって、

すぐに働けるのは限られた人です。

元トップアスリートだからできたことで、

一般の女性は産後2カ月程度は無理をしてはいけ

ないと思います。


 また、橋本氏は男女共同参画担当大臣も兼任

していましたが、あまり熱心なご活動は記憶に

ありません。

橋本氏は、いわゆる一般女性の代表ではないと

思います。

国民を代表する国会がこんなふうでは、

少子化が進むのは当たり前ですよね。


 もうひとつ、気になるのは橋本氏の金銭感覚

です。

五輪組織委員会の会長に専念するために議員辞職

を勧める声もありますが、橋本氏は

「国会議員を辞めたら収入が減るので、議員と

兼務できるなら引き受ける」と裏で交渉していた

……という噂があります。


 あくまで噂なのですが、真に受けている人も

多いです。

五輪組織委員会会長は収入で判断するポストでは

ないと思いますが、「しょせんカネか……」と

ぼやく関係者もいます。


■丸川珠代より五輪相に適任の人物とは


 また、五輪相の後任には丸川珠代参議院議員が

再任されましたが、これも微妙ですよね。

五輪相経験者で「女性」だから選ばれたとしか

思えません。


 神澤は、五輪経験者のアスリートということ

では、元文部科学大臣の馳浩衆議院議員が適任

だったと思っています。

まぁ、馳議員も森前会長の「子分」ですから、

あまりに森色が強すぎるという判断があったの

かもしれません。

能力的には申し分なかったと思いますが、

能力よりも思惑が優先する永田町の「論理」で

しょうね。


 橋本氏の会長就任で、

「やっぱり夏のオリパラは中止かな」という懸念

も強くなってきました。

何が何でも開催するために、パラリンピックだけ

でも中止にして負担を減らすべき、という話も

非公式に出てきているようです。


 「どうせ中止になるオリパラだから、女性でいい

だろう」のように言う関係者もいます。

それが本当なら、女性を悪い方に利用しています

よね。残念な話です。


 でも、決まったからには、お二人にはがんばって

いただきたいです。

特に橋本新会長には、国会議員としての歳費はこれ

までどおり入るのですから、収入の心配はせずに、

五輪組織委員会会長として世界に恥じない運営を

お願いしたいです。

(文=神澤志万/国会議員秘書)


【転載終了】

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 差別で辞めたら、差別で選んだのですか。


 何をやってもダメな国ですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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