各国の大半が開催に反対を・・・

日本外交と政治の正体


【転載開始】


■各国の大半が開催に反対を・・・世界で嫌われつつ

 ある東京五輪

 公開日:2021/03/12


 世界中の国々が今、新型コロナウイルスと

苦闘している。

どの国や地域でも、感染者数は一時的に減少

したものの、再び増加傾向にある。


 新規感染者は3月上旬、米国で減少傾向が

みられたが、それでも1日当たり約6万人

いる。

欧州では上昇傾向が顕著で、フランス、

イタリアの新規感染者数はともに約2万人。

この状況の中、多くの国は危機感を持ち、

ドイツ、ベルギー、デンマーク、フィンランド、

ハンガリー、スウェーデンは渡航・国境制限

を行った。


 EUは「行き過ぎ」と警告したが、

ドイツは3月1日付でEUに書簡を送付し、

「国民の健康を保護する観点から、現時点では

制限措置を維持せざるをえない」と回答している。


 こうした状況下で、日本が東京五輪の開催を

強行しようとしている姿勢は、狂気の沙汰と

しか言いようがない。


 東京五輪の開催可否について調査した世界各国

の結果によると、

ドイツは反対52%に対し、賛成19%、

スウェーデンは反対46%に対し、賛成23%、

フランスは反対37%に対し、賛成25%、

アメリカは反対33%に対し、賛成33%である。


 今や先進国をはじめとする世界各国の大半が

東京五輪に反対している。

この状況を日本国民は知っているのであろうか。


 世界の世論形成に大きい役割を果たしている

英国のタイムズ紙は3日、東京五輪について

「中止する時が来た」とする内容のコラムを掲載

した。

記事では、日本政府やスポンサー企業が五輪開催

を推進していることを「止まらない暴走列車」と

批判し、

「今、日本政府はお金と名声のためにこれらを犠牲

にしようとしている」と強調した。


 一方、日本では

「政府は海外からの観客の受け入れを見送る方向

で調整に入った」との報道が流れ始めたが、

こんないい加減な政策はない。


 訪日観光客による新型コロナ感染の危険性がある

のであれば、選手からの感染リスクも同様ではない

か。

選手村に感染者が出た場合、どうするのか。

今、一部の国で開かれているスポーツ大会は、

出場選手にコロナ感染者が出た場合は一時中止だが、

東京五輪で新規感染者が出た場合は一時中止する

準備があるのだろうか。


 おそらく日本政府にその覚悟はないだろう。

では、どうするのかといえば、PCR検査などを

実質的に行わないか、あるいは検査結果を公表

しないかだろう。

そうなれば、選手村でクラスター(集団感染)が

起きる可能性もある。


 現状を見る限り、東京五輪は

「金儲けのために命を無視した大会」と世界で

位置付けられる危険性があるだろう。


【転載終了】

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 問題なのは、万一クラスターが発生した場合、

医療機関が対応できるかです。


 もし、対応できなかったら日本は国際社会で

信用をなくすでしょう。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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