ワクチン接種大混乱・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■ワクチン接種大混乱・・・供給日程グジャグジャ

 国の仕切り最悪  公開日:2021/04/06


 問題山積だ――。

12日から高齢者3600万人への新型コロナ

ウイルスワクチン接種が始まる。

都内では5日、八王子市が先着順で接種予約

を受け付け、開始からわずか1時間半で

埋まってしまった。

いつ一般向けの接種が始まるのか、まだまだ

見通せない。


 八王子市は午前9時から電話やインターネット

を通じて予約受け付けを開始。

あっという間に上限の1900回分に達した。

市によると、「コールセンターに電話がつながら

ないなどの問い合わせが数十件ほどあった」

(広報プロモーション課)という。

今後のスケジュールについて聞いた。


 「ワクチンの供給量が少ないため、ハッキリと

は見通せない状況です。ただ、今回予約した方の

2回目の接種の予約と初接種の2回目の予約は、

いずれも5月以降になる見込みです」

(広報プロモーション課)


■地方は国に「明確に示せ」と注文


 混乱の原因はひとえに、国から自治体へ伝え

られる供給スケジュールが曖昧だからだ。

全国知事会と全国市長会、全国町村会の

地方3団体は5日、国との会合で、市町村への

ワクチン配送時期と個数について「明確に示し

て欲しい」と注文を付けた。


 河野ワクチン担当相は医療従事者480万人分

を5月前半、高齢者分を6月末までに配送完了

し、約5000万人分を確保できると踏んでいる。


 しかし、肝心の医療現場は頭を抱えている。

本来、医療従事者が接種を終えてから高齢者

接種に移行するはずだったのに、並行すること

になったからだ。ある医療関係者が言う。


 「高齢者への接種は感染リスクの高い医療

従事者への接種を終えてからでもよかったのに、

菅首相が『高齢者の接種を4月中にスタートす

る』と宣言したために、並行接種になってしま

った。さすがにムリがあります。自分自身、

本来、4月に接種できるはずだったのに、高齢

者分に回ったためか、“弾切れ”となり、いつ

接種できるか分からなくなりました」


 コロナ病棟で働く医療従事者からは、接種を

後回しにされる不安が噴出している。

高齢者接種が目前に迫っているのに、課題は

山積みだ。

こんな調子では、政府がいくら「皮算用」をした

ところで一般接種が年内に始まるかどうかすら

怪しい。


 実際、共同通信の調査によると、都道府県庁

がある47市区の7割が65歳未満の接種時期を

見通せていないという。

 ニュース速報アプリ「NewsDigest」に搭載

された「AIワクチン接種予測」でも、東京都

の市内在住の20代男性が接種できる時期は

「約5カ月~7カ月以内」だった。

接種開始が11月までズレ込む可能性があるのだ。


 今年中にワクチン接種を終えられる人は、

ほんの一握りかもしれない。


【転載終了】

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 五輪が開催される国でありますから、どの国

よりもワクチン接種が整っていなければならない

のに、最悪な環境にあります。


 政治力の弱さでしょうね。


 政治三流と揶揄されて久しいですが、その政治

が三代目が多くなり、益々弱くなっています。


 よく、老舗は三代目で潰すといわれていますが、

まさに、そのとうりですね。

政治の世襲は最悪なシステムですね。

もちろん、野党にも多くいますが。


 政治なんて世襲するもんではないですよね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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