「吉村知事はいちいち言い訳しない」松井市長“擁護”のウソ。

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■「吉村知事はいちいち言い訳しない」

 松井市長“擁護”のウソ

 公開日:2021/05/06


 「吉村知事はいちいち言い訳はしませんが、

ちょっと事実誤認が酷いですね。この1年で

吉村知事は病床を増やしてきた」


 大阪市の松井一郎市長が先月29日、こう

ツイートした。


 兵庫県明石市の泉房穂市長が26日、

「知事がやるべき仕事は、まず病床の確保。

確保に約1年間努力をしてこなかったのは

知事のせいだ」と吉村批判したことに対し

て松井市長が擁護した格好だ。


 しかし吉村知事は、言い訳ばかりして

いるのが実態だ。

そもそも大阪で感染爆発が起きたのは、

吉村知事が前回の緊急事態宣言を1週間

前倒しし、3月1日に解除したからだ。

なのにその失敗を素直に認めず、言い訳を

重ねている。


 吉村知事は解除した理由について、

「新規感染者数が50人台まで減少していた」

とまず釈明。

感染拡大を予測できなかったことに関しても

「前回の緊急事態宣言と同じ内容にしている

ので、変異株の拡大力の方が強い」と言い訳。


■入院待ち9割1万8000人以上の危機的状況


 松井市長が投稿した内容も正確ではない。


 確かに、昨年春の第1波の時より病床数は

増えたが、それだって感染拡大後、慌てて

増床している。

しかも、宣言解除と同時に236床あった

重症病床を減らし続け、4月上旬には150床台

にしてしまった。

急速な感染拡大を受け、大慌てで重症病床の

確保に動いたが、到底追いつかず、医療機関

は重症患者であふれ返った。

府外の協力を得て361床まで増やした現在も、

92人が軽症中等症患者病床の医療機関か、

他府県の医療機関で治療を続けている。


 自宅やホテル療養、入院調整中の患者は

1万8000人以上もいて、入院できているのは

感染者のわずか1割だけ。

すでに17人が治療すら受けられず、自宅で

亡くなっている。


 「あの時、2回目の緊急事態宣言を急いで

解除する必要はなく、再拡大を懸念する声も

上がったのに、知事が独善的に押し切った。

その結果、3月30日には東京都の新規感染者

数を上回り、以降、5日まで、37日間のうち

35日で全国最多の新規感染者数が確認された。

東京は1000人超の日が2日だったのに対し、

大阪は18日もあった」(府政関係者)


 吉村知事は6日にも政府に緊急事態宣言の

延長を要請する方針だが、感染拡大を招いた

のは知事自身が判断や見通しを誤ったからで、

それをかばう松井市長もどうかしている。

そんな暇があったら、一刻も早く患者が治療

を受けられる環境を整備すべきだ。


【転載終了】

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 ネット民もなぜ、そんなに焦って解除

するのだろうと思いましたよね。


 結果、人災とも言えるような事態に

なってしまいましたね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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