質問と答えまるで噛み合わず緊急事態宣言延長の菅首相会見!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■質問と答えまるで噛み合わず緊急事態宣言延長

 の菅首相会見

 公開日:2021/05/07


 相変わらず中身のない会見だったと指摘

せざるを得ない。

東京や大阪など4都府県の緊急事態宣言延長

と、新たに愛知、福岡の両県を対象地域に

追加することを決め、7日夜、官邸で記者会見

した菅首相のことだ。


 「私自身が先頭に立って」「全力を尽くす」

「あらゆる手段を尽くし」

「感染拡大を何としても食い止める」……。

緊急事態宣言を再発令した時と同様、次々と

勇ましい言葉は出てくるものの、延長に至った

反省もなく、結局、何が言いたいのかサッパリ

要領を得なかった。


 とりわけ、いつもの会見以上に酷かったのが

質疑応答だ。

記者が「(現在の)17日間の緊急事態宣言が

短かったのでは」

「短期集中は正しかったと思うのか」といった

趣旨の質問をしても真正面から答えず、

手元の資料に目を落としながら、のらりくらり

持論を展開する場面が続いた。


 東京五輪を開催できるのか、開催してよいのか

と問われても、「選手や大会関係者が感染対策を

しっかり行い、国民の命を守っていくことが大事」

などと言い出す始末で、質問と答えがまるでかみ

合っていなかった。


 元日弁連会長の宇都宮健児弁護士が呼びかけて

いる東京五輪の中止を求めるオンライン署名が

3日で20万人を超える状況について問われた際

には、「外国選手には一般の国民が交わらない

ようにし、毎日検査も行う。安心安全な大会に

する」などとチグハグな説明を繰り返す。

さらに海外メディアの記者が新型コロナ禍の

五輪期間中に訪日する外国人に対する検査体制

について、「非現実的なルールでは意味がない。

数万人(のチェック)は物理的に可能か」と質問。

すると菅首相は突然、ファイザー社からのワクチン

提供の話を始め、「安全対策を徹底したい」など

と答えていたからワケが分からない。


 憲法に緊急事態条項を盛り込みたいという

自民党の改憲主張がらみの質問で、コロナ対策で

同条項が必要な具体例について問われると、

「ワクチンの国内治験が必要」などと

トンチンカンな説明をしていた菅首相。

質問も答弁もグダグダな様子に呆れた国民は少な

くなかっただろう。


【転載終了】

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 何をしたらいいか分からなくなって

いるのでは?


 適任ではないのに、なぜ総理の椅子に

座ろうとしたのか分かりませんね。


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