国内で初「健康な20代男性」無念のコロナ死・・・入院できず

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■国内で初「健康な20代男性」無念のコロナ死・・・

 入院できず

 公開日:2021/05/15


 20代の新型コロナウイルス感染者の死亡が

相次いでいる。

健康な若者も軽症からあっという間に亡く

なってしまう――。

とりわけ、京都の事例は衝撃だ。

変異株の恐ろしさが改めて浮かび上がった。


 神戸市では2日、20代女性が死亡。

基礎疾患があった。変異株感染の確認は取れて

いないが、市は流行の9割を占める変異株の

可能性が高いとみている。


 京都市の20代男性は先月29日、発熱や咳など

の症状が出て、2日に陽性が確認された。

聞き取りから軽症と判断されたものの、熱が下が

らず、本人が入院を希望。

しかし、入院先が見つからず、自宅療養を続け、

6日未明に死亡しているのが発見された。


 京都市は「基礎疾患などの(死亡)リスクが

見当たらない健康な方でした。市の行政検査の

9割は変異株。この方もN501Y(英国型)が

確認されています」(医療衛生企画課)と答え

た。


 厚労省はこれまでに20代のコロナ死を3例と

発表している(5日時点)。

それを基に日刊ゲンダイが調べたところ、

死亡リスクが見当たらない20代感染者の死は

京都の男性が初めてだ。


 昨年5月、陽性判明後、入院先が見つからず、

都内で亡くなった力士の勝武士(享年28)は

糖尿病を患っていた。

陽性判明後、重症治療の甲斐なく、今年1月に

死亡した千葉の20代男性は肥満傾向があった。

神奈川の20代男性は今年1月、別の病気で入院

していた病院のクラスターに巻き込まれ、

コロナに感染の上、死亡した。

いずれも「持病や肥満プラスコロナ」で亡く

なっているのだ。


■変異株は若者にも大きな脅威に


 西武学園医学技術専門学校東京校校長

の中原英臣氏(感染症学)が言う。


 「新型コロナに感染しても若者は重症化、死亡

しないという“常識”から、若くて健康でも死亡

することがあると切り替えるべき。変異株はこれ

までとは別のウイルスと捉えた方がいい。どの

年代も絶対に感染してはなりません。また、京都

の男性は入院できていれば、助かった可能性が

あります。医療が逼迫している自治体を他県が

助けるなど、臨機応変に病床を確保していくこと

が必要です」


 国立感染症研究所によると、ほぼ全国的に9割

以上が感染力の強い英国株に置き換わり、

重症化リスクは従来株の1.4倍の可能性があると

いう。

東京の感染者は30代以下が6割を占めるように

なった。警戒してし過ぎることはない。


【転載終了】

***************************


 ニュースを見ない若者に情報が全く認識

されていないのかも知れないですね。


 変異株は感染力が強く、若者でも重症化

する事を周知させることが必要ですね。

若者がたとえ重症化しなくても、中高年に

感染させると重症kしてしまうリスクをよく

理解させることだと思います。


 なんか、子供に言い聞かせているようであ

りますが、必要なことだと思います。


0コメント

  • 1000 / 1000