インド株の市中感染を初確認!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■インド株の市中感染を初確認!

 7月に全国蔓延で五輪は絶望

 公開日:2021/05/15


 新型コロナウイルス第4波の猛威になす術

ナシ。

菅政権は14日、スッタモンダの末、

緊急事態宣言の対象に北海道、岡山、広島の

3道県の追加を決定。

まん延防止等重点措置の適用についても群馬、

石川、熊本の3県が加えられた。

第4波の主体となった英国株は全国で9割を

占めるまでになったが、それを上回る威力が

懸念されるインド株の市中感染も初確認。

感染スピードは英国株の1.6倍との指摘もあり、

収束へ向けた出口は全く見えない。


 ◇  ◇  ◇


 16日から9都道府県が宣言下、重点措置も

10県に拡大する。14日の会見で菅首相は

「新規感染者数は大阪では減少に転じてます」

とか言っていたが、変異ウイルスを甘く見過ぎ

ているのではないか。

英国株が従来株と置き換わる一方、

二重変異ウイルスのインド株も流行の兆しを

見せている。


 東京医科歯科大は14日、国内で市中感染が

広がっている可能性があると発表。

インド型に感染し、今月初旬に付属病院に入院

した40代男性には海外渡航歴がなく、

感染経路が不明なためだ。

英国型によって感染爆発した大阪府でも、

インド型感染が初めて確認された。


■感染スピードは英国株の1.6倍


 国立感染症研究所は国内事例の分析で、

英国株は従来株より1.3倍感染力が強く、

重症化するリスクも1.4倍と推定。

インドの新規感染者数を40万人(週平均)に

まで押し上げたインド株は、さらに感染力が

強いと指摘される上、スピードも加速している

という。

ベルギーのルーベン・カトリック大教授の

トム・ウェンセラーズ氏(生物学)はSNSなど

で「英国株の感染スピードは従来株の1.5倍、

インド株は英国株の1.6倍」と指摘。

国際的なウイルス遺伝子データベース「GISAID」

の情報を基に推定したという。


 英国株が国内で初めて確認され、全国的な蔓延

まで要した期間は約140日。

インド株の初確認は先月26日ごろで、英国株の

1.6倍速で感染を広げるとすれば90日足らずに

なる計算で7月中旬には国内で主流になる。

東京五輪開催はどう考えても絶望的である。


 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏が言う。


 「英国株比1.6倍速という数字は累計感染者数

から逆算したと考えられますが、問題はインドで

発生した感染爆発がインド固有の条件によるもの

なのか、変異ウイルスの特性によるものなのか。

アジアでは新型コロナ感染による死亡者は少な

かったのに、インドで突如として爆発的に増加し

ました。インド株の性質に起因するのであれば

非常に危うい。英国株の蔓延を許したように、

日本の水際対策はスカスカで、モニタリング体制

も緩い。新型コロナは夏と冬に大きな流行の波が

来ますから、このまま冬につながっていき、破滅的

なダメージを食らう可能性があります」


 とっとと五輪を返上し、国を挙げて対策を取ら

なければシャレにならない。


【転載終了】

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 インド変異株の拡大は怖いですね。


 あっという間に感染者が1000人、2000人

になる可能性も・・・


 ただ、インドの環境を見ていると爆発的な

感染拡大になるのも宗教的「密」が大きく影響

しています。

宗教は怖いです。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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