バッハ会長「犠牲」発言で国民は激怒!
日刊ゲンダイデジタル
【転載開始】
■バッハ会長「犠牲」発言で国民は激怒!
それでも日本政府ダンマリ決め込む情けなさ
5/25(火)
IOC(国際オリンピック委員会)の
バッハ会長の問題発言に日本中が怒り心頭だ。
バッハ会長は22日、国際ホッケー連盟の
オンライン総会のあいさつで
「東京大会を実現するために、我々はいくつ
かの犠牲を払わなければならない」と発言。
「われわれ」が日本人を含んでいるかは不明
だが、さすがに日本中から
「誰に犠牲を求めているのか」と反発が沸き
起こっている。
なぜ、日本人の神経を逆なでするような
言葉を口にしたのか。
バッハ会長は西ドイツ(当時)の
バイエルン州出身。
フェンシング選手として活躍し、1976年
にモントリオール五輪のフルーレ団体で
金メダルを獲得している。
大学では政治学と法学を学び、82年に
司法試験に合格して弁護士事務所を開設した。
アディダスの国際関係部局の責任者を皮切り
に、電機大手シーメンスの顧問などを歴任。
スポーツ界にも食い込み、91年にIOC委員
に就任。
96年に理事になり、2013年、
第9代IOC会長に選出された。
バッハ会長は先ごろ、米紙ワシントン・ポスト
に「ぼったくり男爵」と批判されたばかり。
IOC会長としての年収は22万5000ユーロ
(約2970万円)だが、実収入は軽く億を超え
ているのではないか、とみられている。
国際政治経済学者の浜田和幸氏が言う。
「年収は最低でも1億円と言われています。
また、IOCが設立したネット放送局『オリ
ンピック・チャンネル』に自分の親族を入れ
ている。ちなみにバッハ氏は貴族の家系では
ない。『ぼったくり男爵』という蔑称は、
五輪創設者クーベルタン男爵をもじった皮肉
でしょう」
IOCは32年までの夏冬6大会で、
米NBCとの契約だけでも76億5000万ドル
(約8200億円)の契約を結んでいる。
無観客でも大会が開かれれば放映権料が入る
ため、どんな犠牲を払ってでも日本政府に
東京五輪を開催させるつもりのようだ。
「バッハ氏は弁護士だから、たとえ五輪を強行
して東京にコロナが蔓延しても、責任の抜け道も
考えているはずです」(浜田和幸氏)
情けないのは、「犠牲」発言に対して、菅首相
も、小池都知事も、丸川五輪相も、橋本組織委会長
も、真意を求めることもせず、だんまりを決め込ん
でいることだ。
「バッハ発言が『日本人は犠牲を払ってでも
五輪を開催せよ』との意味だとしたら、日本は
国辱を受けたことになります。それでも日本が
説明を求めないことに、バッハ会長は『やはり
日本は自分に逆らえない』とほくそ笑んでいる
可能性があります」(政治学者の横山北斗氏)
いまごろ「バッハハハ!」と高笑いしていて
おかしくない。
【転載終了】
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いまだかつて、これほど世界を不愉快に
させた人物がいたでしょうか。
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