インド株上陸は2月下旬か 対策手付かずで「市中蔓延」危機

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■インド株上陸は2月下旬か 対策手付かずで

 「市中蔓延」危機

 公開日:2021/05/29


 今月26日、三重県で初めての

新型コロナウイルスのインド株の感染者

が確認された。

驚いたのがインドからの帰国がなんと

2月下旬だったこと。

これまで3月下旬とされてきたインド株

上陸の時期が前倒しされる可能性が出て

きた。


 インド株が確認されたのは40代の男性。

空港検疫では陰性だったが、県内のホテル

で自主隔離していた。

その後、3月中旬から4月上旬にかけ、

PCR検査を受けたところ、陽性が判明。

国立感染症研究所でゲノム解析をした

ところ、25日にインド株と判明した。


 「自主隔離していましたので、濃厚接触者

はいません。男性の感染も市中ではなく、

インドでかかったと考えています。ウイルス

量が少なかったのか、空港検疫の抗原検査で

は陰性になりましたが、その後、増殖したの

だと思います。ある事情でPCR検査を受けま

した」(三重県コロナ対策本部)


 もし、男性が自主隔離していなければ濃厚

接触者に感染が広がったかもしれない。

また、PCR検査を受ける事情がなかったら、

このインド株は顕在化しなかっただろう。


 厚労省は、3月28日にインドから成田空港

に到着した男性を初のインド株としてきた。

しかし、三重の男性のように空港検疫では

引っかからない陽性者が2月下旬にいたので

ある。


 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏

が言う。


■英国株と同じ道を・・・


 「国内でインド株に感染した可能性もあり、

県はさらに調査すべきです。県が言うように

インドで感染したウイルスが持ち込まれたと

したら、2月下旬ごろにはインド株が上陸し

ていた可能性があります。空港検疫の抗原

検査をすり抜けてインド株陽性者が国内で

行動していたこともあり得る。最近は経路

不明の市中の感染例も判明するようになって

います。インド株の簡易検査を徹底的に実施

し、早期発見・早期隔離により、これ以上の

感染拡大を食い止める必要がありますが、

ほとんど手を付けられていません。英国株を

蔓延させたのと同じ失敗を繰り返せば、英国

株以上に深刻な事態になりかねません」


 東京都が実施したインド株の簡易検査は

23日までの1週間で89検体にとどまる。

それでも6件もの陽性が判明しているから

ビックリだ。


 インド株は従来株の2倍超という強力な

感染力に加えて、日本人の6割が持つ白血球

からの攻撃を逃れ、再感染やワクチンが効き

にくくなる恐れがある。


 インド株の足音は早晩、爆音になるのか。


【転載終了】

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 日本は、コロナ対策に失敗し、経済対策も

失敗してしまっています。


 日本より感染拡大が酷い他国はなぜ経済が

回復しているのでしょうか?


 日本は、東京五輪が足枷になってしまった

のが最悪の状況を作り出してしまったように

思うのですが。


 そして、いまだに東京五輪開催に拘り益々、

悪化しているような気がします。


 他国からの、

“奇妙?単純? コロナ禍でも内閣支持率30%

 ・・・日本の我慢強さに驚く“


 この言葉がいまの日本の状況を端的に言い

表していると思いますね。

最後は行は意訳すべき言葉ではありますが。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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