インドの次はマレーシアでコロナ急増。

MONEY VOICE


【転載開始】


■インドの次はマレーシアでコロナ急増。

 次は日本か?疫病の急増パターンに要警戒

 2021年6月1日


■インドの新規感染者数、ようやく急減


 インドのコロナ禍は、2021年の4月末から

5月上旬にかけて、新規感染者数が1日あたり

35万人~40万人で推移しました。


 医療用の酸素が不足して多くの人々が大変

な状況となった様子は、世界のメディアで

報じられました。


 その後にどうなったのかは、あまり報じら

れていません。

調べてみると、5月末には新規感染者数が

20万人を下回り、5月29日には17万人、

5月31日には15万人と推移しています。


 最近の新規感染者数の数字は、最悪だった

5月上旬と比べると半減してきています。

今回のコロナ禍のインド社会への傷跡は深い

と言えますが、状況は改善の方向へと

向かっているようです。


■スペイン風邪と変わらぬ急増・急減


 スペイン風邪の当時の状況でも、感染者数

の急増と急減という現象が世界各地で起きて

います。


 今回のコロナ禍でも、日本の大阪で、

やはり似た現象が起きています。

つまり、新規感染者が急増したあと、突然に

減り始めるという動きです。


 スペイン風邪当時の歴史が必ずしも詳しく

伝えられてこなかった背景には、ひどい状況

になったものの、突然に改善し始めたため、

その後、一般人レベルではあまり伝承されて

こなかったのかもしれません。


 要するに、1年~2年前後のひどい状況の後、

あっという間に「スペイン風邪」の社会現象

が消え去ったということが推測できます。


 もちろんウイルスは存在し続けるわけですが、

次々と人々が高熱で倒れ続けるという状況は、

おおむね2年前後の間だけ。


 現在の株価水準が高いままであるのは、

株価の先行性によって、こうした先行きを示唆

しているようにも見えます。


■インドの余波?マレーシアでコロナ急増


 マレーシアのコロナの新規感染者数は、5月15日

に4,140人、5月16日に3,780人でしたが、その後、

5月下旬にかけて急増し、5月28日には8,290人と、

あっという間に約2倍になっています。


 マレーシアの人口は3,258万人

(2019年マレーシア統計局)。

日本の3分の1弱程度ですから、この8,290人が

いかに多いかということがわかります。


 ちなみに日本では、5月28日の新規感染が

約3,700人。

日本の人口は、約1億2,557万人

(2021年1月1日総務省推計)です。


 マレーシアの惨状はすでに人口比でインドを

超えているという指摘もあり、急激な増加です。


 マレーシアの規制は、5月25日から強化されま

した。

従来からの規制と、今回の規制強化をあわせると、

次のような規制です。


・州の移動、州内の地区間の移動は禁止

・セミナー等も含めて集会は禁止

・従業員の出勤は、全従業員の60%まで

・公共交通機関の定員を50%に

・飲食店の店内飲食は禁止。営業は午前8時から

 午後8時まで


■この2ヶ月がマレーシアの勝負どき。

 次は日本に上陸?


 感染が急増した際には、おおむね2ヶ月程度、

医療現場が大変な状況となる国や地域が目立って

います。


 マレーシアは急増が始まったばかりなので、

今後1ヶ月から2ヶ月ぐらいは医療が逼迫する

可能性が高いと言えるでしょう。


 そして、数ヶ月の後に、東南アジアから日本

に疫病が入ってくるパターンがしばしばみられ

ます。

その次は、日本の警戒が必要になってくるで

しょう。


【転載終了】

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 やはり、収束は年内、終息するのは来年以降

ということでしょうか?


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