8.8から始まる「菅降ろし」はもう止まらない…
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■8.8から始まる「菅降ろし」はもう
止まらない…横浜市長選がトドメ
公開日:2021/07/07
「菅首相では選挙に勝てない」――
ことを改めて証明した東京都議選。
この秋には必ず総選挙があるだけに、
選挙に弱い自民党議員は
「このままでは落選してしまう」と
真っ青になっている。
東京五輪が閉会する8月8日から、
一気に“菅降ろし”が動き出すのでは
ないかと囁かれている。
「菅首相の再選シナリオは単純です。
自民党の総裁選が行われる前に解散
総選挙に打って出る、というもの。
総裁選がなければ、菅降ろしも阻止で
きると踏んでいるようです。しかし、
自民党議員も自分たちの当落がかかって
いるから必死です。なにしろ、菅首相
になってから選挙は連敗続きです。
4月の衆参3選挙は3連敗。山形、千葉、
静岡の知事選も敗北。だから、“選挙の顔”
にならない菅首相は交代させたい。これ
から、解散の前に総裁選の実施を求める
動きが出てくるはずです」
(自民党事情通)
“菅降ろし”の動きが表面化してくる
のは、東京五輪の閉会後とみられている。
焦点は、五輪期間中に新型コロナウイルス
の感染が広がるかどうかだ。
海外メディアは、
「東京五輪は一大感染イベントになる」
と警告を発している。
すでに東京はリバウンドがはじまって
いる。
しかも、ワクチン不足は9月まで解消
しないとみられている。
とうとう、
「一部競技が中止に追い込まれる事態
もあるのではないか」と懸念する声
まで上がっている。
もし、五輪期間中に感染拡大の
「第5波」が襲来したら、菅首相の責任
を追及する声が吹き荒れるのは間違い
ない。
■8.8からスタート
今から“菅降ろし”を決定的にする
可能性があると指摘されているのが、
五輪が閉幕する8月8日に告示される
横浜市長選だ。菅の足元の市長選で
ある。
「8月8日告示・22日投開票の横浜
市長選は、波乱が起きておかしくあり
ません。すでに国家公安委員長を辞め
た小此木八郎(56)が、カジノ反対を
掲げて出馬表明しています。ややこし
いのは、カジノ推進派である現職の
林文子市長(75)も出馬しそうなこと
です。自民党は分裂選挙になる。しか
も、野党が担ぐ横浜市立大教授の
山中竹春(48)は、タマとして悪く
ない。田中康夫元長野県知事(65)も
無所属で出馬の意向です。もし、ここ
で野党が勝利したら“菅さんは足元の
選挙でも勝てないのか”“そこまで人気
がないのか”と菅不人気を決定づける
ことになってしまうでしょう。菅降ろ
しに火がつきますよ」(政界関係者)
昨年の総裁選の時、“菅支持”で雪崩
を打ったのはなんだったのか。
【転載終了】
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今回の都議選は、無党派層が投票行動を
したことが自民有利という下馬評を覆した
要因ではないでしょうか。
今回、国民の7割弱が開催を反対する五輪
強行は総選挙にも無党派層を投票行動を起こ
させるる事になりそうですね。
政権与党は、感染拡大が小規模であること
を祈るしかないでしょうかね。
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