“裏口観戦”クラスター発生危機に組織委お手上げ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■東京五輪の会場外あちこちに「密」が・・・
“裏口観戦”クラスター発生危機に組織委
お手上げ
公開日:2021/08/02
「炎天下で感染リスクにさらされても生
で観戦したいということか」――。
東京五輪を“観戦”しようと会場周辺に
集まった人だかりを見て、ある大会関係者
はため息交じりにこう語った。
1日行われた自転車BMXフリースタイル
決勝の会場となった
「有明アーバンスポーツパーク」から
数百メートルに位置する有明北橋には、
競技を遠くから見ようと数百人の“観客”が
集結。
その状況が報じられると、SNSでは
〈観に行けばよかった〉という声が上がる
一方、さすがに
〈感染を抑える気が無いんだな〉
〈ダメだこりゃ〉と批判も噴出。
前出の大会関係者が言う。
「注目を浴びるスケボーの『パーク』が
4、5日に有明アーバンで行われるので、
また橋が密になりそうです。ただ、BMX
会場に比べて橋からの距離が遠いので見え
づらい。テレビで観戦して欲しいのですが・・・」
■最大の難所は札幌開催のマラソン
東京五輪は原則、“無観客”で行われているが、
「遠くからでも生で見たい」と、いくつかの
“観戦スポット”に人が殺到しているのだ。
これまでも、お台場のトライアスロン
混合リレーのコース周辺に観客が大挙。
自転車男子ロードレースの都内スタート地点
でも「密」が発生した。
競技会場以外でも、五輪モニュメントが設置
されている国立競技場周辺や聖火台が置かれ
ている有明エリアの「夢の大橋」にも観客が
押し寄せている状態だ。
菅首相は「人流は減っている」と言い張り、
小池都知事も「五輪はステイホーム率を上げ
てくれている」と強弁しているが、五輪が
原因で会場周辺に複数の「密」が発生している。
このままでは“裏口観戦”クラスターが発生しか
ねない。
「最大の“難所”は7、8日に札幌市で行われ
る男女マラソン決勝です」と言うのは、前出
とは別の大会関係者だ。
「組織委はスタート地点などを立ち入り禁止
にし、約2000人のスタッフに観戦自粛を呼び
掛けさせる方針です。しかし、札幌の公道すべ
てをチェックするのは不可能。注目度も高いの
で大挙する観客を抑えるのは無理でしょう。
組織委はBMXやトライアスロン会場外の様子
を見てヤバいのは分かっていますが、今さら
警備を強化する余裕もない。有効策もなく
『残り1週間、早く過ぎ去ってほしい』とい
う声が漏れている状況です」
5月に札幌市でテスト大会が行われた直後、
市では過去最多の新規感染者が確認された。
2日からまん延防止等重点措置が適用される
北海道は、ただでさえ感染が広がっている。
果たして大丈夫なのか。
【転載終了】
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連休の拡大が今なんですかね?
五輪終了後には大爆発の可能性
が考えられますが、そうなれば、
都心は「ロックダウン」しか手段
がなくなります。
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