“炎上常習”夏野剛氏・・・「福祉従事者はボランティアで」の不適切発言!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“炎上常習”夏野剛氏の過去ツイートがまた
問題に・・・「福祉従事者はボランティアで」
の不適切発言
公開日:2021/09/02
政府諮問機関「規制改革推進会議」議長
に就任したKADOKAWA代表取締役社長の
夏野剛氏の過去のツイッターが炎上してい
る。
2010年8月3日に投稿した下記のツイート
だ。
<児童福祉センターの職員の半数は
ボランティアにしたらどうだろうか。
配属で「たまたま」担当になった人だ
けではいざというときに子どもは救え
ない。使命感を持った「子どもを救い
たい人」が行政側にいるべき。余計な
ことだがそれぐらいの「おせっかい」
がないと、社会の財産である子どもを
救えない。>
これにを8月30日に作家の町山智浩氏
が、
<福祉従事者をボランティア(無給)
にしろと主張する夏野剛(菅政権の規制
改革会議議長)は、ユニセフ職員が給料
を受けるのが許せないと言う人々と同じ
間違いを犯しています。福祉は慈善では
なく社会を維持するための事業です。
それで正当な収入を得られなければ、福祉
のために働く人がいなくなります>
とリツイートして取り上げたところ、
反響はまたたく間に広がった。
<これほど職業人をバカにした発言は
ない>
<福祉の仕事が出来る資質を持つ人ほど
大切にされる社会が健全な社会だと思う>
<夏野社長、いい考えが!カドカワの社員、
全員ボランティアにするんです!>
<素敵な発想ですね。善意の搾取と思いま
す>
などと怒りの混じった200件以上のコメント
が次々についた。
夏野氏は規制改革推進会議の新議長に就任
した23日直後にも「五輪無観客開催」や
「税金未払いの若者」についての過去の暴言
がネットで炎上した。
「ブラックボランティア」(角川新書)の
著者、本間龍氏は次のように話す。
「本来、ボランティアは無給という意味では
なく、志願するとか奉仕するという意味です。
ボランティアはタダ働きの意味だと思ってい
るのは日本人くらいでしょう。そういう完全
に間違ったインプットはあえてなされていま
す。特に行政は公園の清掃からなにから
ボランティアにタダでやってもらいたいんで
すからね。今回の夏野氏のツイートにはボラ
ンティアが無給だとは書かれていません。
しかし、ボランティアを搾取しまくって、
ボランティアが足りなければバイトを雇えと
なった東京五輪を擁護する人の発言です。
10年前から社会福祉を専門的に学んだとも
思えません。ですのでボランティア=無給
という意味にしか読めません。それは使う
側の論理です」
夏野氏の過去のツイートはすでに非表示
にっているものもある。
今後も不適切発言をたびたび蒸し返されて
炎上する
ようでは政府委員としての資質も問われて
くるだろう。
【転載終了】
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介護士も福祉従事者ですが、過去の
データで申し訳ないですが、介護資格者
は120万人弱(当時)いましたが、
介護関係に従事している介護福祉士は
50万人強程度で、後の60万人強は他の
業種に受持しているそうです。
きつい割に賃金が低いので、使命感が
あってもなかなか勤まるものではありま
せん。
夏野氏ような感覚を持っている方がいる
駄目なんでしょうね。
政府諮問機関「規制改革推進会議」議長に
着くには余計相応しくないですね。
政府が指名する方はこのような方が多い
ような気がします。
知性の占める部分が低いのでしょう。
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