射程圏外”の高市早苗氏を「ガチ支援」するアベ断末魔・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“射程圏外”の高市早苗氏を「ガチ支援」
するアベ断末魔・・・正式出馬表明で二番煎じ
のサナエノミクス
公開日:2021/09/09
「美しく強く成長する国を作る」
高市早苗前総務相は8日、自民党総裁選
(17日告示、29日投開票)への立候補を
正式表明。
キングメーカー気取りの安倍前首相の後ろ盾
を得て、岸田文雄前政調会長に続いて名乗り
を上げた。
高市氏が打ち出した政策のメインは経済
対策だ。
日本経済をズタボロにし、格差を拡大させた
アベノミクスの焼き直し版「サナエノミクス」
を提言。
金融緩和、緊急時の機動的財政出動、
危機管理投資・成長投資を「ニュー3本の矢」
とし、インフレ率2%達成まで
プライマリーバランスの黒字化目標の「停止」
を主張した。
8年経っても実現しないターゲット堅持は
放漫財政と表裏一体だ。
■ネトウヨ層に熱烈アピール
一方、ネトウヨ層へも熱烈アピール。
憲法改正や対中強硬を織り込んだ法整備を訴え、
植民地支配を認めて謝罪した村山談話について
は「安倍内閣の(戦後)70年談話で整理された」
と継承を否定。
靖国参拝についても「信教の自由」を理由に
続ける考えを示し、皇位継承は「男系男子」
にこだわった。
その筋の人たちには完璧といえる内容だ。
町村派(現細田派)を飛び出して以降、
無派閥の高市氏が推薦人20人を確保し、
出馬表明にこぎつけたのは安倍前首相の支持
があってこそ。
第1次安倍政権で沖縄・北方相として初入閣。
第2次安倍政権以降は総務相や政調会長を
歴任し、党内グループ「保守団結の会」では
揃って顧問を務めるなど安倍前首相ベッタリ
だ。
■タカ派全開
もっとも、高市氏は全国的な知名度が低く、
本命にはほど遠い。
にもかかわらず、安倍前首相が岸田氏を再び
見限り、高市氏に乗り換えて「本気で支援」
する理由は、ズバリ保身だ。
森友疑惑の再調査をにおわせた岸田氏を牽制
すると同時に、キングメーカーとしての地歩
を固める狙いがあるという。
「菅首相は改憲に関心が薄いことから、
この1年で保守層の自民党離れが加速して
しまった。このままでは衆院議員の半数を
占める当選3回以下の安倍チルドレンは
総選挙で総崩れしかねず、安倍前総理に
とっても死活問題です。衆院選後に細田派
に戻り、会長に就任する意向の安倍前総理
は細田派のチルドレンを1人も落選させた
くない。思想信条が近いタカ派の高市氏を
総裁選に立たせれば、保守層を引き戻せる
との計算があるようです」(自民党関係者)
安倍前首相は河野太郎政権が誕生したら
「国がメチャクチャになる」とケチをつけ
ていたという。
立憲主義も民主主義もぶっ壊した張本人が
よく言えたもの。
自民党は完全に終わっている。
【転載終了】
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>アベノミクスの焼き直し版
「サナエノミクス」・・・
国際社会では、2018年時点で、
アベノミクスは失敗との認識です。
国内では一部の保守的な人達は
成功と思っているのでしょうね。
>「美しく強く成長する国を作る」
もう“安倍ポエム政権“の継続は勘弁
してほしいですね。
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