大谷翔平「勝ちたい」発言にメジャー騒然!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■大谷翔平「勝ちたい」発言にメジャー騒然!

  エンゼルス前GMの代理人事務所入りで

 ヤンキースが動く

 公開日:2021/09/29


 「ヒリヒリする9月を過ごしたかった」

「このままでは勝てない」

「球団の雰囲気は好きだけど、それ以上

に勝ちたい」


 大谷翔平(27=エンゼルス)の発言が

波紋を呼んでいる。


 日本時間27日のマリナーズ戦に先発、

7回1失点に抑えながら白星は付かず、

ベーブ・ルース以来103年ぶりとなる

「2ケタ勝利、2ケタ本塁打」は持ち越し。

前回20日のアスレチックス戦も8回2失点

で勝てなかったからキレるのはもっともと

はいえ、今年も含めて大谷が加入してから

4年間のエンゼルスはいずれも負け越して

地区4位。

大谷の発言は投げても打ってもプレーオフ

が見えない現状に、堪忍袋の緒が切れたと

受け取るべきだ。


■「エンゼルスは警告された」


 この大谷の移籍を示唆するかのような

発言に米メディアもビビッドに反応。

地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」

(電子版)は

「エンゼルスは警告された 大谷は勝ち

たいと明言した」、米スポーツメディアの

「ジ・アスレチック」(同)は

「影響力のある男たちは低迷したシーズン

を受けてロースターの改善を要求した」と

の見出しを掲げた。


 しかし、米メディア以上に衝撃を受けた

のがメジャーの30球団ではないか。

大谷はいまや、全米が注目する二刀流の

スーパースター。

その大谷が、何よりも「勝ちたい」と現状

への不満を口にしただけに、当のエンゼルス

はもちろん、それ以外の29球団も騒然と

なるのは当然だ。


 このまま順調にいけば大谷は再来年、

23年のシーズン中にFAを取得する。

エンゼルスは何としても残そうとするだろう

し、それ以外の球団も獲得に目の色を変える

のは火を見るより明らかだ。


■エンゼルス前GMが代理人事務所入り


 そんな大谷の周辺でごく最近、気になる

動きがあった。

エンゼルスの前GMのビリー・エプラー(46)

が今月13日、米代理人事務所の「WME」に

入社したことが発表されたのだ。


 WMEは老舗のタレント事務所が母体で、

チャプリン、マリリン・モンロー、

エルビス・プレスリー、フランク・シナトラ、

スティーブ・マックイーンらをマネジメント。

スポーツ界にも進出して、野球部門を拡張

するために大物代理人やエプラーを抜擢した

という。


 エプラーは17年のオフ、

大谷がポスティングシステムでエンゼルス

入りした当時のGM。

大谷の二刀流に最も理解を示していた人物で、

過度の負担を避けるために日本ハム時代の

起用法を踏襲。

過去3年間、投打ともパッとしなかった大谷

が二刀流を継続してきたのはエプラーの強力

なバックアップがあればこそ。

大谷がエンゼルスを選択したのもエプラーの

存在が何より大きかった。


■営業面でのメリット


 そのエプラーが選手の進路に関して大きな

影響力を持ち、メジャー球団との橋渡しを

する代理人事務所に入ったのだ。


 「どこよりも腰を浮かせたのはヤンキース

でしょう」と、在米特派員のひとりがこう

続ける。


 「エプラーはエンゼルスのGMに就任する

15年まで10年間、ヤンキースでスカウトや

GM補佐を歴任。選手の能力を評価する独自

の数式をもっているそうで、GM補佐時代は

キャッシュマンGMの懐刀と言われた。特に

ヤンキースとの結び付きが強いですからね」


 ヤンキースには田中将大(32=楽天)が

14~20年、それ以前はイチロー(47)が

12~14年、松井秀喜(47)が03~09年に

在籍した。

日本のスター選手がピンストライプの

ユニホームを着てプレーしたことは戦力面

に限らず、営業面でのメリットも大きかった。

観客動員数や球場の広告収入に加えて、

日本市場を開拓するうえでも十分にうまみ

があった。


 二刀流という戦力としてはもちろん、

いまの大谷の注目度からいったら、

田中やイチローや松井の比ではない。


 ヤンキースは17年のオフ、大谷獲得に動い

てソデにされた。

なにしろメジャーでも本格的な二刀流選手

は皆無。

大谷は辛抱強く二刀流で使い続けてもらえる

ことを優先して、ファンやメディアがシビア

で、すぐに結果を求められる東海岸の

大都市常勝球団を嫌ったのだろう。

2次選考の面接にすら進めなかったヤンキース

のキャッシュマンGMは

「我々がビッグマーケットをもっていて、

東部にあることは変えられない」とコメント

した。

が、あれから4年がたち、二刀流は完全本格化。

投打とも自信を持ったろうし、個人成績だけ

じゃ満足できず、チームの勝利も欲するように

なった。


 ヤンキースは昨年まで4年連続でプレーオフ

に進出。

今年も地区優勝はムリでも、ワイルドカード

での進出が濃厚だ。

何より毎年、勝つことを求められる常勝球団

だけに、勝利に飢えている大谷にとっては魅力

あるチームに違いない。


【転載終了】

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 エンゼルスは来年、大砲のトラウトが

復帰するので、トラウトの前に走者を

置きたくないので、大谷との勝負する

場面が増えるでしょう。


 今期のような本塁打数が打てるかは

分かりませんが、打席での好球が増える

のは確かだと思います。


 もちろん、盗塁数も同じくらいは稼げ

るでしょう。

当然、勝ち星も増えると思います。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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