小沢一郎氏・中村喜四郎氏が選挙区敗戦の衝撃!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■小沢一郎氏・中村喜四郎氏が選挙区敗戦

 の衝撃!

 「無敗の男」はなぜ負けたのか・・・政治

 学者が分析

 公開日:2021/11/02


 「無敗の男」が相次いで敗れた。

副代表の辻元清美氏(大阪10区)が

維新旋風にのみ込まれ、落選するなど

痛恨の結果が相次いだ立憲民主党。

とりわけ立憲だけでなく、政界全体に

激震が走ったのは、18回連続当選を

目指した小沢一郎氏(79=岩手3区)

と当選14回の中村喜四郎氏(72=

茨城7区)の小選挙区敗北だ。


 小沢氏も中村氏も選挙区を落とすの

は初めて。

小沢氏は過去3回、比例復活を許した

自民前職の藤原崇氏に9372票差で、

中村氏は6度目の対決となった自民

前職の永岡桂子に3519票差でそれぞれ

敗れた。

僅差の勝負とはいえ、2人とも「王国」

と呼ばれる鉄壁の地盤で負けたこと

自体、衝撃のニュースである。


 与野党問わず、70歳以上の長老・

ベテランが軒並み、苦戦・落選を強い

られる中、“選挙の神様”と称される

2人も例外ではなかった。

法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)

はこう指摘する。


■大局観なき小粒の政治家ばかりになる

 懸念


 「与野党ともに世代交代の大きな波に

翻弄された格好です。今回の選挙は若い

人たちも関心を示し、多くの有権者が

古い政治のあり方に疑問を感じていた。

昨年からのコロナ禍で時代の閉塞感も

ますます高まり、新たな政治を求めた

結果が長老・ベテランに対する厳しい

投票行動です。立憲の枝野代表が午前

0時を過ぎるまで『当確』が出なかった

のも、野党第1党の代表ですら、古い

政治家の一人に数え上げられたからだと

思います」


 小沢氏も中村氏も比例復活で当選。

バッジは失わなかったものの、

小選挙区で敗北すれば発言力を失うの

が、永田町の論理だ。

今回の選挙でようやく実現した野党共闘

を下支えした経験豊富な重鎮2人はこの

まま、一緒にピークアウトしてしまうの

だろうか。


 「連合や国民民主党に足を引っ張られ

たとはいえ、立憲が『反自民』の受け皿

になり切れなかったのは、明らかに迫力

不足です。自公与党と真正面からブツカり

合う本気度が、有権者に伝わり切らな

かった。生き馬の目を抜く中選挙区制時代

を知る小沢・中村両氏などとは異なり、

小選挙区制しか知らない世代は公認権や

政党助成金の配分権を握った党執行部の

顔色を常にうかがう小粒な政治家ばかり

になってしまいました。どの政治家も目先

の利害にとらわれ、大局観をすっかり

失っています。与野党とも重鎮たちが政界

を去り、あるいは発言力が弱まることで、

小選挙区制がもたらした政治の劣化が、

さらに加速するのではないかと懸念せざ

るを得ません」(五十嵐仁氏=前出)


 政治にフレッシュさを求めた有権者が

巻き起こした大きな風によって、失われ

るモノもまた大きそうだ。


【転載終了】

***********************


 世代交代なのでしょう。


 小沢氏は今回引退すると思ったの

ですがね。

枝野代表には任せておけないからで

しょうか?


 ただ、維新ブームは維新の背後に

いる組織を知らない若年層が投票を

した可能性がありそうですね。

自公が単独多数をとれなかった場合、

維新が連立に加わった可能性があった

と思います。

その場合、公明が連立離脱の可能性

も?


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000