当時、吉村氏が橋下徹に文通費について笑いながら・・・
LITERA
【転載開始】
■当時、吉村氏が橋下徹に文通費に
ついて笑いながら「もうちょっと
内緒にしといてもらったら(笑)。
完全に第2の財布ですから」
発言があったのは、2015年10月6日
にニコニコ生放送で配信された
「【大阪維新の会特番】鼎談 橋下徹・
松井一郎・吉村洋文~吉村洋文の素顔
を大公開~」というもの。
この鼎談は番組タイトルにもあるよう
に、同年5月の「大阪都構想」住民投票
が否決されたことを受けて政界引退を
決めた橋下市長の後任候補予定者とし
て吉村氏をアピールしようという内容
だったのだが、“国会議員のVIP待遇”に
ついて語るなかで、このような会話が
繰り広げられていたのだ。
吉村「何も信念とか理念とか『こういう
ことやりたい』っていう思いがないまま
当選しちゃうと、勘違いするって言い方
悪いんですけど、こんな待遇になると
なかなか抜け出せないし、議員は辞めれ
ないと思いますね」
橋下「それで給料だってね、普通に
民間人になってそれだけ稼げる
メンバーが国会議員に何名いるかと
言ったらねぇ。2000何百万貰って、
しかも毎月100万円? 経費をもらう
わけでね。文通費ね」
ここで橋下氏が文通費の問題を持ち
出すと、すかさず吉村氏は、間髪入れ
ずにこうつづけるのだ。
吉村「でも、文通費の公開。あれは
本当、市長と幹事長がいいところに
目をつけたというか、ウィークな
ところ突いていただいて(橋下氏と
目を合わせて笑い合う)」
橋下「うん(笑)。あれ、だって地方
議員は政務調査活動費で・・・・・」
吉村「もうちょっと内緒にしといて
もらってもねえ(笑)。もうちょっと
内緒にしといてもらったら(笑)。
あれ(文通費)、完全に第2の財布で
すからね」
橋下「あれね」
吉村「まあ、維新の会、維新の党は
公開するっていうのでもう公開してま
すけど、あれを公開しないとこは本当
にもう第2の財布で、飲み代や何やに
消えてるでしょうねぇ」
橋下「それで税金もそこかかってない
わけですからね」
吉村「そうです。だから税金がかから
ないああいう所得・・・所得じゃないん
ですけど。僕らは弁護士やっていろ
いろ会社の経営の方とか見ますけど、
あり得ないですからね。税がかから
ず自由に使っていいお金。それが税金
だっていうのが、あれはおかしいし、
第2の財布になってると思いますね」
橋下「でも、それをいままでの国会
議員が『改革だ、改革だ』って言って
る国会議員、誰一人それを変えようと
せずにね、結局、僕と知事が『これ、
おかしいやないか』って言って」
松井「ワーワー言ってね」
橋下「ワーワー言って変わったわけ
だよね」
吉村「あれ、国会議員からしたらもう
大迷惑だと思いますよ(笑)。『そこ
は言わんといてよ』っていう。『そこ
は言わんでええんちゃうん?』みたい
なところやったと思う。でもそこは
あるべき姿と思いますね。やっぱり
税ですんでね」
前述したように、吉村知事はきょう
の会見で
「2015年の意識というのを振り返った
ことを言ってもあまり意味がない」
「当時の頭の中の99%は市長選のことで
いっぱいだった」と主張していたが、
ご覧のとおり、当時の吉村氏は自ら
文通費を槍玉に挙げ、
「文通費は第2の財布」「あり得ない」
「(維新は)ウィークなところを突いた」
とその問題意識をあらわにしていたのだ。
■「当時は文通費の意識なかった」と言い
訳も、100万円受け取り後に橋下徹、
松井一郎との鼎談で「文通費は第2の
財布」 と
しかも、本サイトが昨日、衆議院事務局
に確認したところ、
「文通費は辞職日から7日以内に支払われ
る」という説明だった。
一方、吉村氏が辞職したのは10月1日で、
この生放送は6日。
つまり、「文通費は第2の財布」
「おかしい」と口にしていた前後に、
吉村氏は月の在職日数がわずか1日であった
のに満額の100万円を受け取っていたので
ある。
普通に考えれば、これだけ文通費につい
て問題意識を持っていたのであれば、
在職日数1日で100万円も支払われた際に
「これはおかしい」と思うはずであり、
その出来事は強烈に記憶に残っているはず
だ。
むしろ、市長選を控えて、今回のように
「1日で100万円はおかしい!」と声をあげ、
知名度向上に利用することだってできた。
だが、吉村知事は「記憶が曖昧」だの
「頭の中は市長選でいっぱいだった」など
と言うのである。
さらに言えば、橋下氏は2014年の年末
には「大阪市長を頼むよ」と吉村氏に話
をしたと当時の会見で明かしているよう
に、急転直下で10月1日直前に吉村氏が
市長選の候補者になったわけではない。
また、大阪維新の会が吉村氏を大阪市長選
で擁立することを決定したのは
2015年9月26日であり、この時点で吉村氏
は辞職することもできたはずなのだ。
ようするに、吉村知事にとって文通費への
問題意識とは、いまも昔もその程度の話で
しかないのだろう。
いや、問題意識どころか、文通費はたん
なる政争の具でしかなく、
「公費の透明性を担保しなければならない」
といった信念や理念さえ、吉村氏は持ち
合わせていない。
吉村氏はこの鼎談のなかで
「あれを公開しないとこは本当にもう第2
の財布で、飲み代や何やに消えてるでしょ
うねぇ」と述べていたが、当の吉村氏自身、
文通費を「第2の財布」にしていた疑いが
あるのだ。
維新は文通費の使途報告書をネット上に
公開しており、それを「身を切る改革政党」
の証明であるかのように喧伝してきたが、
本サイトでは昨日も言及したように、吉村氏
が在職日数1日で100万円を受け取った
2015年10月分の吉村氏の使途報告書は公開
されていない。
他の議員については、維新のHPが
2015年10月から使途報告書を掲載している
が、なぜか吉村氏の分は文通費をどのように
使ってきたのかがわかる報告書が現在確認
できない。
その理由を、昨日本サイトが維新の党本部
に問い合わせると、維新の担当者は
「議員会館の片付けや選挙があったから」と
し、今後公開する予定についても
「古すぎますのでね」などと言い、
公開に後ろ向きな姿勢を見せた。
だが、衆院議員時代の吉村氏の政治資金
収支報告書を確認すると、その理由が浮か
び上がってきた。
【転載終了】
************************
橋下氏もここぞとばかり、野党攻撃
をしています。
橋下氏も吉村氏も「どの口が言う」
と言う感じですね。
0コメント