“失脚”の自民・二階俊博氏に陳情殺到の異例事態
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“失脚”の自民・二階俊博氏に陳情殺到
の異例事態
党本部の部屋の前に椅子ズラリのナゼ
公開日:2021/11/23
幹事長を外されても関係ないという
ことか。
自民党の二階俊博元幹事長の部屋に
陳情客が殺到しているという。
産経新聞は<「二階氏詣で」団体続々>
ーーと報じている。
岸田政権の発足後、幹事長を外れた
二階氏は、「国土強靱化推進本部長」と
して党務にあたっている。
党本部の5階に本部長室も新設。
部屋の前にはパイプ椅子がズラリと並べ
られ、連日、来客が絶えないという。
とくに2022年度予算の編成を控え、
業界団体の訪問が急増している。
党役員以外に陳情客が殺到することは、
かなり珍しいことだ。
岸田政権が誕生し、二階氏は干され、
力を失ったと見られていたが、
どうなっているのか。
「党幹部ではないですが、国土強靱化
推進本部長という肩書があることは大き
いでしょう。ここ最近、国交相は公明党
の指定席となっていることもあって、
公共事業に関しては、やはり自民党内で
は二階さんの影響力が大きい。二階さん
は運輸業界や観光業界にも太いパイプが
ある。それに、いまでも派閥領袖です。
幹事長を辞めたくらいでは、いきなり力
を失うことはないでしょう」
(政界関係者)
■岸田首相にも好都合
さらに、岸田首相も、二階氏を干す
つもりはまったくなく、むしろ一定の
力を維持してもらった方が好都合だと
計算している節があるという。
「岸田さんにとって、潜在的な敵は
キングメーカーを気取る安倍元首相で
す。なにかあったら、高市早苗氏あた
りを担いで“岸田降ろし”を仕掛けてく
る可能性がある。安倍さんを牽制する
ためには、やはり二階元幹事長や菅前
首相に近づくのが、手っ取り早い。
さすがに、いまから二階さんを党の
要職に就けることは考えていないで
しょうが、この先、二階さんに協力を
求めることは想定しているはずです。
陳情する業界団体や霞が関も、そうし
た党内バランスを敏感に感じ取ってい
るはずです」(自民党事情通)
安倍晋三元首相が岸田首相を脅かす
ほど、二階氏の力が強まっていく。
【転載終了】
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政治の世界は一寸先は闇といいます
が、安倍氏がキングメーカーとしての
圧を強めれば強めるほどバネのように
跳ね返ってきているようですね。
少なくとも安倍氏がキングメーカー
として存在するよりは、少なくとも
いいことでしょうかね。
思ったより、安倍氏は党内で嫌われ
ているようですね。
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