内閣総辞職と年内解散総選挙の可能性・・・
Business Journal
【転載開始】
■惨敗の自民党、「安倍降ろし」先鋭化の気運…
内閣総辞職と年内解散総選挙の可能性
2日に投開票された東京都議会議員選挙は、
自民党が過去最低の38議席を大きく下回る惨敗
となった。
私は、今回の選挙は投票率が大きなカギだと
考えていた。
東京は無党派層が50%以上いる地域で、
いいかえれば無党派層は「反自民」。
過去2回の都議選が引き金となり、政権交代を実現した
原動力といわれた理由もそこにある。
投票率が前回(43.50%)大きく上回る51.27%と
なったことが、自民党惨敗、そして小池百合子都知事
率いる都民ファーストの会(以下、都民フ)圧勝の要因の
一つといっていいだろう。
しかし、私の読みは甘かった。
1人区でことごとく都民フが勝ち、
2人区でも自民候補を退けるには、10ポイントの上積みが
必要で、7~8ポイント増でこれほどまで差が出るとは予想
していなかった。
2日23時過ぎ、ある自民党関係者はこう“謎解き”をしてくれた。
「もともと自民党候補は、公明票の下支えがあってこそ、
なんとか議席を確保してこられたが、今回は本当に1票
たりとも支援がなかった。それだけではない。この惨敗の
本当の原因は、自民票の離反だ。無党派層が自民に
お灸を据えるなどという、なまやさしい話じゃない。
自民党支援者からの『お前ら、いい加減にしろ』という怒りの
抗議の声だ」
有権者の半分が投票を放棄した。
にもかかわらず、これほどの差が出たのは、
自民党支持層の怒りの声なのだ。
もちろん、無党派層も大半は都民フに投票した。
それが大きな波となって、都民フの大躍進につながったのだ。
メディアでは、早くも国政にどのような影響があるのかを
読み解こうとしている。
都議選終盤の6月下旬、別の自民党関係者はこう語っていた。
「都議選で惨敗すると、責任論が必ず出てくる。もはや
安倍政権は風前の灯といっていい。安倍首相の性格を
考えれば、安倍降ろしが始まる前に早いタイミングで
内閣総辞職もあり得る。そうなれば、次は選挙管理内閣となり、
年末か年明けの解散総選挙も予想されるだろう。支持率回復
を待っていても上がるとは到底思えず、来年後半になれば
追い込まれ解散となるのは一目瞭然だからだ」
安倍一強体制は、党内からムードが変わってきたといっていい。
かつて、政権交代の引き金になったといわれる都議選が、
今また大きく国政に影響を及ぼす結果を出したといえるだろう。
しばらく国政から目が離せなくなった。
(文=朝霞唯夫/ジャーナリスト)
【転載終了】
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昨晩、安倍首相、菅官房長官、麻生副総理、
甘利前経済再生担当大臣がレストランで会合をしたようです。
本日以降に大宏池会(仮称)の立ち上げと思われる会合が
開かれるという情報があります。
昨晩のレストランでの会合は、
内閣改造についての話し合いのような気がします。
問題大臣を麻生派に入れ替える可能性が大きいですね。
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